フランスのカンヌと言えば世界四大映画祭の開催地として広く世間に知られているが、そのカンヌのメーンストリート・クロワゼット大通り沿いにある老舗高級ホテルに、このたびアジアの女性スターとしては初めてとなる中国の女優ファン・ビンビン(范冰冰)の名前を冠したスイートルームが誕生した。
ファン・ビンビンはカンヌ映画祭の常連になっており、毎年中国のテイストを取り入れた華やかな衣装を纏って歩くレッドカーペット上での姿は、すでにお馴染みの光景となりつつある。
これまでに俳優のマイケル・ダグラス、ショーン・ペン、ニコラス・ケイジ、女優のソフィー・マルソー、グレース・ケリー、シャロン・ストーン、アルフレッド・ヒッチコック監督、デヴィッド・リンチ監督などといった著名人の名前を冠したスイートルームを映画人に敬意を表する意味で設けてきた同ホテルの歴史に、このたび新たにファン・ビンビンの名前が加えられることになった。
なお、第69回カンヌ国際映画祭は今年5月に開催されることになる。