全てをなくしたボクシングの元世界チャンピオン。
彼は亡き妻と最愛のひとり娘のために、自分を変え、再びリングに上る。
これは、ある父親が、ひたむきに自分と向き合うことで成長し、
家族との絆を取り戻そうとする感動の人間ドラマ。
主人公ビリーを体当たりで演じるのは『プリズナーズ』や『ナイトクローラー』などで演技派として知られるジェイク・ギレンホール。
『トレーニング・デイ』や『イコライザー』で世界を揺るがしたアントワーン・フークアがメガホンを取り、感動で世界を包む!!
◆ジェイク・ギレンホールの徹底した役作りがすごい!
前作『ナイトクローラー』(2015)で12kgの減量を行い、演技派俳優としての実力を存分に発揮したジェイク・ギレンホール。本作では、撮影までの6ヶ月間、1日2回のトレーニングを週7日こなし、無敗のボクシングチャンピオン、ビリーとして、筋骨隆々たる姿へと変貌を遂げた。栄光の世界からどん底に落ちながらも、愛する家族のために再起を決意する父の姿を“圧倒的な演技”で熱演しており、VARIETYほか各メディアで大絶賛されている。
◆アカデミー賞を賑わす、豪華キャスト&スタッフが集結!
監督は、デンゼル・ワシントンにオスカーをもたらした『トレーニング デイ』(2001)や、『イコライザー』(2014)など、激烈なアクションとほとばしる人間ドラマを鋭い感性で融合させる鬼才アントワーン・フークア。また、『ラスト・キング・オブ・スコットランド』(2006)でアカデミー、ゴールデングローブ、両賞で主演男優賞を手にしたフォレスト・ウィテカーや、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)で本年度アカデミー賞助演女優賞にノミネート中のレイチェル・マクアダムスなど、アカデミー賞を賑わす、そうそうたる実力派俳優が集結している。
◆本物の起用で、徹底したリアリティ!
感動の人間ドラマを描きながらも、“ボクシング映画”を超える徹底したリアリティを実現している本作。ビリーの試合相手には本物のボクサーを起用。さらに試合シーンではHBO(ボクシングを中継する、アメリカ国内最大手のテレビ局)の撮影スタッフを起用し、HBOの伝説的解説者のジム・ランプリーとロイ・ジョーンズ・ジュニアも本人役で出演。元ボクサーのフークア監督だからこそ成し得る、徹底的なリアリティにこだわった、迫力満点の映像を作り上げた。
◆エミネムの実体験!主題歌はエミネム渾身の書き下ろし楽曲「Phenomenal」
本作が描く、どん底からの復活の物語は、実は現代最高のヒップホップスター、エミネムの実体験に基づいている。映画のために主題歌「Phenomenal」を書き下ろし、父と家族の絆を描く感動のドラマを新たなる境地へと導いている。
<ストーリー>「倒すのは、昨日の自分だった」 彼が左の拳を握る瞬間―その運命が変わる。
リング上で脚光を浴びるチャンピオン、ビリー・ホープ。怒りをエネルギーに相手を倒すというスタイルに心配が耐えない妻と娘。
その彼の怒りは無情にも妻の死へと繋がってしまう。最愛の妻を失くしたビリーは悲しみに暮れる毎日。
ボクシングにも力が入らず全てを失ってしまう。愛する娘までも…。
そんなビリーは、今は第一線を退き、古いジムを営むトレーナーのティックのもとを訪れる。
かつて、ビリーが唯一恐れたボクサーを育てた彼に教えを請い、自らの「怒り」を封印することを学んでいくビリー。
やがて彼は、過去の自分と向き合うことで闇のなかに光を見出して行く…。
キャスト:ジェイク・ギレンホール、フォレスト・ウィテカー、レイチェル・マクアダムス、ナオミ・ハリス、カーティス・“50Cent”・ジャクソン、ウーナ・ローレンス
監督:アントワーン・フークア
脚本:カート・サッター
製作:アントワーン・フークア、トッド・ブラック
作曲:ジェームズ・ホーナー 主題歌:エミネム「Phenomenal」(ユニバーサル ミュージック)
提供・配給:ポニーキャニオン
宣伝:KICCORIT
2015年/アメリカ/英語/スコープサイズ/124分/ドルビー・デジタル/原題:SOUTHPAW
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