好評を重ねる” 新・午前十時の映画祭” のラインナップが決定した!
全29作品は以下の通り。
あれもまた見てみたい、TVでしか見たことない。
など、思う作品がいっぱいです。
どの作品も、クリエイターや映画関係者なら見ておかなきゃならない作品ですね。
新・午前十時の映画祭” ラインナップ
新規セレクト外国映画
「めまい」(1958)4K
「モンパルナスの灯」(1958)
「ティファニーで朝食を」(1961)4K
「アラバマ物語」(1962)
「奇跡の人」(1962)
「マイ・フェア・レディ」(1964)4K
「続・夕陽のガンマン 地獄の決斗」(1966)
「ロシュフォールの恋人たち」(1967)
「ゲッタウェイ」(1972)
「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)
「ハリーとトント」(1974)4K
「恋におちて」(1984)
「愛と哀しみの果て」(1985)
「いまを生きる」(1989)
「初恋のきた道」(1999)
「山の郵便配達」(1999)
「戦場のピアニスト」(2002)
▽新規セレクト日本映画
「生きる」(1952)4K
「七人の侍」(1954)4K
「浮雲」(1955)4K
「午後の遺言状」(1995)
▽人気再上映作
「旅情」(1955)
「ドクトル・ジバゴ」(1965)4K
「追憶」(1973)
「砂の器」(1974)
「アマデウス ディレクターズ・カット版」(1984)
▽シリーズ3部作一挙上映
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)
「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」(1989)
「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」(1990)
『生きる』が生き返った!!!
ここで注目されるのが 黒澤明監督の代表作「七人の侍」と「生きる」が、、4Kデジタルリマスターの修復作業が行われ、今回は音声までが復活したことだ。
「七人の侍」は上映時間3時間27分でフィルムは20巻、実に29万7406コマと膨大。「生きる」も2時間23分で15巻、20万5405コマに上るだけに、精細で根気と集中力が求められる作業だ。そして、ソンダーによって可視化された音声からノイズなどを除去する整音を経て完成した素材となる。整音の担当者は、「これまではテレシネ(信号による変換)主体で、音の解像度が低く再現性が悪かった。これからは原音に忠実な再現が目標になります」とソンダーの効果を明かす。
4Kデジタルリマスターの映像は、濃淡はもちろん背景の細部までクリアになり、まさに“新作”として復活。スクリプターとして黒澤組を支えた野上照代さんも、「ただただ感動。黒澤さんに見せたい。きっと喜ぶだろうに。『七人の侍』はセリフが聞き取りづらくて、日本語字幕を付けようかっていう話もあったくらい。生き残りとしてお礼を言います」と、その最新技術に感嘆の声を上げていた。