中国では2月8日から始まった春節により映画市場も一層活性化されていたが、なんと春節6日間の興行収入が前年同期比67%アップの30億元(約518億円)という過去最高の数字を叩き出したことが分かった。
期間中、最も動員した映画は16億元(約276億円)という驚異の記録を出したチャウ・シンチー(周星馳)監督の最新作『美人魚』で、それに続き『西遊記之孫悟空三打白骨精』と、俳優チョウ・ユンファ(周潤發)主演のシリーズ第3弾『賭城風雲3』(ゴッド・ギャンブラー レジェンド3)が人気を集め、3作品の動員数だけで春節映画市場の93.5%のシェアを占めた。
年々急成長を遂げている中国映画市場は、現在世界最大の米国市場を追い抜くだろうと予測されているが、この勢いの成長を続ければ3年後には予想よりも早く米国を抜き去り、中国が世界最大の映画市場になると見られている。