2015年版クリスマス映画ベスト25をアメリカの大手映画批評サイト Rotten Tomatoes が発表し、クリスマス映画の定番として知られるフランク・キャプラ監督の『素晴らしき哉、人生!』(1946)が昨年に引き続き、2年連続で見事1位を獲得した。そして、ベスト3は---

第1位『素晴らしき哉、人生!』(1946)

素晴らしき哉、人生! - Trailer

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ストーリー
ジョージ・ベイリーには様々な問題があり、クリスマスに自殺をしようとする。そんな彼­に、天使が現れジョージと話をすると、彼の人生の回想シーンが始まる。ジョージがまさ­に橋から身を投げようとしていたところを、クラレンスという守護天使に助けられる。ク­ラレンスはジョージがこの数年に行った善行がなかったら、この街がどうなってしまった­かを見せる。クラレンスはジョージを説得して、彼を家族の元に戻し、自殺をやめさせる­ことができるか?

第2位『三十四丁目の奇跡』(1947)

三十四丁目の奇蹟 (字幕版)

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ストーリー
ニューヨークのデパートで、サンタクロースとして雇われた白ヒゲの老人クリス・クリン­グル。クリングルのサンタは評判を呼ぶが、彼は「自分は本物のサンタだ」と主張し、つ­いには裁判が開かれる――

第3位『桃色の店』(1940)

The Shop Around the Corner Trailer

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ストーリー
ハンガリー・ブタペストにある中流階級の客を相手にする雑貨店にある日、クララという娘が雇ってもらいたいとやってきた。
主任のクラリックは店員が多すぎる事を理由に独断で断るが、クララは店主のマトチェックに巧みに取り入って雇ってもらう。
その頃、クラリックは新聞広告で見た見ず知らずの女性と文通していた。クラリックはいつか彼女と会うことを希望していたが、ためらいながら文通を続けていた。
だが、クリスマスも近いある日、クラリックは突然理由も告げられずにクビになってしまう…。


選考は、同サイトの批評家による満足度やレビューの数、公開年などから総合的に判断して行われ、その中で評価を高く集めた25作品が選出されたという。

ベスト10は過去作が並ぶ中、今年の賞レースでも何かと名前が出てくるショーン・ベイカー監督の『タンジェリン』(2015・日本未公開だが第28回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映)が今年公開された映画として唯一8位にランクインしている。

2015年版クリスマス映画ベスト25は以下の通り。(10位まで抜粋)
4.『スイング・ホテル』(1942)
5.『第十七捕虜収容所』(1953)
6.『アパートの鍵貸します』(1960)
7.『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993)
8.『タンジェリン(原題) / Tangerine』(2015)
9.『ダイ・ハード』(1988)
10.『アーサー・クリスマスの大冒険』(2011)

そして、なんと第12位には今敏監督『東京ゴッドファーザーズ』(2003)
が、日本映画で唯一ランクイン!!!

Tokyo Godfathers Trailer

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ストーリー
自称・元競輪選手のギンちゃん、元ドラァグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキ、三人は新宿の公園でホームレス生活を送っていた。クリスマスの晩、ハナちゃんの提案でゴミ捨て場にクリスマス・プレゼントを探しに出かけた三人は、赤ちゃんを拾う。赤ちゃんに「清子」と名付け、自分で育てると言い張るハナちゃんを説得し、三人は清子の実の親探しに出かけるが、行く先々で騒動が巻き起こる。

18位に1951年の最初の『クリスマスキャロル』19位『グレムリン』25位『バットマン・リターンズ』がランキングに入っていますよ!

メリークリスマス!!!


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