本作は、もしも建物が話せたら、私たちにどのような言葉を語り掛けるのだろうかをテーマに、ヴィム・ヴェンダース、ロバート・レッドフォードを含む世界の著名6人の監督が、思い入れのある建築物の心の声を描きだす、オムニバスドキュメンタリー映画の正式公開が決まった。
名監督6人が、それぞれの街で思い出を共有する、思い出の詰まった文化的建物の声に耳を傾け描きだす。

画像: ヴィム・ヴェンダース ©Donata Wenders 2005

ヴィム・ヴェンダース

©Donata Wenders 2005
画像: ロバート・レッドフォード ©Kristina Loggia

ロバート・レッドフォード

©Kristina Loggia

6人の監督×6つの建物

ポンピドゥ・センターヴィム・ヴェンダース×ベルリン・フィルハーモニー
ミハエル・グラウガー×ロシア図書館
マイケル・マドセン×ハルデン刑務所
ロバート・レッドフォード×ソーク研究所
マルグレート・オリン×オスロ・オペラハウス
カリム・アイノズ×

ロバート・レッドフォードが選んだのは自身が11歳の時にかかったポリオの予防接種を開発したソーク研究所。ヴェンダースはもちろん地元からベルリン・フィルハーモニーを、図書館には人々の想いが詰まっていると考えるミハエル・グラウガーはロシア国立図書館を、マイケル・マドセンは再犯率が日本の半分以下で(日本43.8%:平成24年犯罪白書より)ヨーロッパで最も低いノルウェーのハルデン刑務所を、マルグレット・オリンは同じくノルウェーの建物の屋根まで歩いて登る事が出来るオスロ・オペラハウスを、カリム・アイノズは個人的に関係性のある建物を選ぼうと17歳の時に移り住んだパリからポンピドゥ・センターを選択。ロシア図書館編はドキュメンタリーに魂を捧げたミハエル・グラウガー監督の遺作となった。

6人の監督がそれぞれの建物の声に耳を傾け、感じ取る世界を作り上げて行く。
各都市のアイコンとなる建物が一体何を思い何を語るのか、
建物が奏でる魂のストーリー!

画像: ベルリン・フィルハーモニー ©Wim Wenders

ベルリン・フィルハーモニー

©Wim Wenders
画像: ハルデン刑務所 ©Heikki Färm

ハルデン刑務所

©Heikki Färm
画像: ソーク研究所 ©Alex Falk

ソーク研究所

©Alex Falk
画像: ポンピドゥー・センター ©Ali Olcay Gozkaya

ポンピドゥー・センター

©Ali Olcay Gozkaya

それらの建物には命が吹き込まれ、一人称で我々に語りかけてくる。
6人の監督の個性が一つに集結したこれまでになかった新感覚ドキュメンタリー。

映画『もしも建物が話せたら』予告編

youtu.be

■製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース
■監督:ヴィム・ヴェンダース、ミハエル・グラウガー、マイケル・マドセン、ロバート・レッドフォード、マルグレート・オリン、カリム・アイノズ
■製作・提供:株式会社WOWOW
■配給・宣伝:アップリンク
(2014年/ドイツ、デンマーク、ノルウェー、オーストリア、フランス、アメリカ、日本/165分/英語/Color/16:9/DCP)

2016年2月20日(土)渋谷アップリンクほか全国順次公開

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