自主映画ねっと管理人が面白い自主映画を紹介します!
第一回 斬新なストーリーの特撮映画「ガリバー宇宙漂流記」!
こんにちは、面白い自主映画を紹介するまとめサイト「自主映画ねっと」の管理人の佳代と申します。
9月から自主映画を集めたサイト「自主映画ねっと」を立ち上げたのですが、映画WEBマガジン「シネフィル」様でも自主映画を紹介させて頂けることになりました。
面白い自主映画をどんどん紹介していこうと思います。
シネフィルを読んでいらっしゃる方はきっと映画は好きだと思うのですが、自主映画はあんまり見ていらっしゃらない方が多いかもしれません。
けれども、映画を撮る敷居が低くなり、ネット上で世界中に公表出来るようになった今は、面白い自主映画も沢山アップロードされているのです。
何より、自主映画は商業映画と比べて監督が自由に映画を撮ることが出来ます。
自主映画には商業映画には無い監督の愛と自由が詰まっているのです!
今日はそんなネット上にアップされている自主映画「ガリバー宇宙漂流記」と製作者様のインタビューを紹介します。
まず、自主映画「ガリバー宇宙漂流記」をご覧下さい!
以下ガルテン様へのインタビューです。
ーー制作秘話などありましたら、教えて頂けると嬉しいのですが?
宇宙服は今回の撮影の為に作られた訳ではなく、当時、ゼロ・グラビティが公開されるということで宇宙好きの私が大阪芸大の学祭などで着るように作った物でした。
しかし、せっかく作ったので何か映像作品にして残せないかと思いガリバーを作るに至ったのです。
もともと私はセイバルコンという自主特撮映画シリーズのメインカメラマンをしています。
そのセイバルコンの新作を作っている途中でガリバー宇宙漂流記のアイデアが浮かび、セイバルコンの撮影が終わってミニチュアを片付ける合間にスタッフに頼んで当作品の撮影を手伝っていただきました。本当に合間、合間に撮ったので実質の撮影時間は3時間ほどです。
本当はミニチュアをもっとしっかり立て込みたかったですね。
ちゃんとミニチュアを立て込むとこの様に、より本格的な特撮になります。
【戦え! セイバルコン3】
ーー自主映画を見るポイントを教えて下さい。
個人的にこだわった点は宇宙飛行士がただ一方的にヒーローに攻撃されるというのは絵的に面白くありません、しかし、飛行士に戦意はありませんから「偶然ヒーローを攻撃してしまうロジック」が必要になります。
その為、考えたのが「ヒーローがたまたま酸素供給口を抜いてしまいヒーローに酸素がかかる」という描写でした。酸素は生きるのに絶対必要な物ですが、他の惑星では凶悪なガスなのです。そこで初めてヒーローと飛行士の対立が生まれるのです。実に チープな場面ですが、物語を誘導するのに非常に重要な所なのです。
ーーこれから作っていきたい自主映画があれば教えて下さい!
大学では特撮・SFサークルに所属していました。卒業してなお、特撮界隈で仕事をしてる友人達と組んで特撮の使い方、見せ方を研究しています。
技術の進歩によって、新しい映像表現が日々生み出されています。360°カメラなどはまさにそうで、「これを特撮でやればどうなるだろう?」と思いながらその技術 と特撮の共存にチャレンジしています。最新作のセイバルコン360°はそういった思いで作りました。よろしければ見てください。
(視聴方法はスマートフォンのYOUTUBEアプリから見ていただくか、パソコンではGoogleChromeというブラウザから見てください。おすすめはYOUTUBEアプリで見ていただく事です。映像が自分のスマートフォンの動きに合わせて360°見渡せるようになり、臨場感を味わえます)
360°カメラでの『セイバルコン360°』
最後作品の宣伝になってしまいましたが、これからも精進いたします。
読んで下さってありがとうございました!
「ガリバー宇宙漂流記」は別の特撮映画の合間に撮られたものだったのですね!
とっても面白い自主映画を作ってくれて、ガルテン様ありがとうございます!
ガルテン様のYouTubeチャンネルはこちらです!
https://www.youtube.com/channel/UCXIH5DGqxyas2RseYJ8WQ1A
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