韓国映画界の鬼才と称されるキム・ギドク監督が、このたび中国の映画会社大手・嘉視年華制作公司と提携して、映画『無神(Who Is God)』を製作することになった。
キム・ギドク監督は、第69回ベネチア国際映画祭で金獅子賞(映画「嘆きのピエタ」)を受賞しており、中国でもファンは多い。
『無神』がせいされることによって、今回、中国初進出となる。
9月23日、北京市で行われた嘉視年華制作公司の戦略発表会に、キム・ギドク監督も出席した。
その場で映画『無神』の製作が発表された。
キム監督が語ったところによると、中国映画で最初に感銘を受けた作品は、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の『紅いコーリャン』で、今後起用したい中国の俳優を聞かれると、国際派女優のコン・リー(鞏俐)や、チャン・ツィイー(章子怡)の名前を挙げ、彼女たちが自分の作品に興味を持ってくれるならば、今後ぜひ一緒に仕事をしたいと話している。
xiaosong@シネフィル編集部
『嘆きのピエタ』の予告編です。
こちらが、公式サイトです。