英ファッションデザイナーで環境活動家の、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood、74)が、9月11日、デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相の地元選挙区のコテージに、戦車で乗り付けた。
「水圧破砕法(フラッキング)によるシェールガス開発に異議を唱える」、 という異色の抗議行動を行った。
 イングランドの田園風景の中を、戦車で走り抜ける、ヴィヴィアンの勇姿はさすが!
 
 週末を地元のコテージで過ごすことの多いキャメロン首相は、この時はヨークシャー(Yorkshire)を訪問中で、不在だったというが、インパクトありすぎな、ヴィヴィアン・ウェストウッドらしいこの抗議には、度肝を抜かれたことだろう。

島津香蘭@シネフィル編集部

画像: En route through the Oxfordshire countryside Photograph: REX Shutterstock http://www.theguardian.com/environment/gallery/2015/sep/11/vivienne-westwood-takes-the-fracking-debate-to-cameron-in-pictures

En route through the Oxfordshire countryside
Photograph: REX Shutterstock

http://www.theguardian.com/environment/gallery/2015/sep/11/vivienne-westwood-takes-the-fracking-debate-to-cameron-in-pictures

画像: © AFPBB News 提供 デービッド・キャメロン首相の地元選挙区にあたる英イングランドのチャドリン…

© AFPBB News 提供 デービッド・キャメロン首相の地元選挙区にあたる英イングランドのチャドリン…

【AFP=時事】英ファッションデザイナーで環境活動家のヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood、74)が11日、デービッド・キャメロン(David Cameron)英首相の地元選挙区に戦車で乗り付け、水圧破砕法(フラッキング)によるシェールガス開発に異議を唱えるという異色の抗議行動を行った。
 フラッキングは、頁岩(シェール)層から天然ガスを採取するために、砂や化学物質を添加した水を地下深くの岩石層に高圧注入する技術。英国では試掘用の井戸はすでに多数掘られているが、シェールガスの商業生産はまだ行われていない。
キャメロン首相はこの技術を使用して成功した、米シェールガス業界の後に続きたい考えだが、英国内の多くの地域で、激しい反発を受けている。
 かつてパンク・ムーブメントの火付け役ともなったヴィヴィアンは、抗議行動の当日、スタンドカラーのジャケットに真珠のネックレス、といういでたちで戦車に乗り込み、イングランドの田園風景の中を走り抜けて、オックスフォード(Oxford)に近いチャドリントン(Chadlington)村に入った。ーー中略ーー
 ヴィヴィアンは声明で、フラッキングを推し進めるためにキャメロン首相は「軍を動員して」いる一方で、自分の選挙区では一切、フラッキングを認可していないと指摘。
「自宅の裏庭ではやりたくないという考えだ」と批判した。
【翻訳編集】AFPBB News

デモの様子です!
本気の抗議に、感動します!

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