90年代から00年代にかけてフランスのダンス・ミュージック・シーンから世界的に広がった「フレンチ・タッチ」と呼ばれるムーヴメントを背景に、パリの熱いクラブシーンでDJとして掴む成功とやがて味わう挫折、そして恋と友情の20年間を、第1部<パラダイス・ガラージ>、第2部<ロスト・イン・ミュージック>の2部構成で描く青春音楽映画。
ダフト・パンク、ディミトリ・フロム・パリ、カシアスなどを産み出したこの音楽シーンの軌跡を軸に、青春音楽映画の決定版が生まれた。
あのダフト・パンクも楽曲提供!シカゴ・ハウスのレジェンド、トニー・ハンフリーズなどの本人出演も要チェック!
また、出演者のキャリアも、フランスで注目の女優ポーリーヌ・エチアンヌ。
母親は女優マリー・トランティニャン、祖父は俳優ジャン=ルイ・トランティニャン、祖母は映画監督のナディーヌ・トランティニャンというロマン・コリンカ。
新たなジェラール・ドパルデューと評されるヴァンサン・マケーニュ。
『フランシス・ハ』で一気にブレイク中のグレタ・ガーウィグ。
フランスで知らない人はいないロック・シンガーのジョニー・アリデイ、母親は女優ナタリー・バイのローラ・スメット。
イランの国際派女優でリドリー・スコット監督の『ワールド・オブ・ライズ』でレオナルド・ディカプリオの恋人役を演じたゴルシフテ・ファラハニ。
夫が映画監督のアトム・エゴヤンだというアルシネ・カンジアンなど、一癖も二癖もありまた、これからのフランスや世界の映画界で注目の役者が出演している。
メガホンをとったのは長編2作目『あの夏の子供たち』でカンヌ国際映画祭《ある視点》部門の審査員特別賞を受賞、また権威ある映画誌Varietyで“世界で注目すべき映画監督”のトップテンにランクインした、フランス映画界を担う存在としても注目されているミア・ハンセン=ラヴ監督。

画像: 来日中『EDEN/エデン』で主演のフェリックス・ドゥ・ジヴリ http://www.cinematoday.jp/page/N0076056

来日中『EDEN/エデン』で主演のフェリックス・ドゥ・ジヴリ

http://www.cinematoday.jp/page/N0076056

主演のフェリックス・ドゥ・ジヴリは、1991年12月23日、フランス、パリ生まれ。
大統領や首相など歴代の要人を輩出しているフランス屈指のエリート校、パリ政治学院を卒業。
起業家としての顔も持つ彼は、レコーディングスタジオの運営や音楽イベントやアーティストマネージメントも手掛け、 「ELLE FRANCE」誌にて“フランスを動かす50人の若者”の一人にも選ばれている。
彼は、フランスにおいてもインディペンデントな作品をつくるのは、難しいと語った。

本作のメガホンを取ったのは、『グッバイ・ファーストラブ』『あの夏の子供たち』などの新鋭ミア・ハンセン=ラヴ。今もっとも注目されるフランスの女性監督といわれるミアだが、本作の資金集めには1年半~2年ほど時間がかかっているという。
 インタビュー中、来日の疲れが残っている様子のフェリックスだが、フランス映画界について話が及ぶと姿勢を正し、「フランスの映画製作というのはちょっと特殊なところがあります」と切り出す。「良いところも悪いところもありますが、公的な資金が入っているという特徴があります。有名な人が演じていればそれなりの収入があって良いわけですが、本当に作家主義の作品を追求して、小さめな作品や芸術的な作品を目指そうとすると難しい部分があります」としみじみ。
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映画『EDEN/エデン』 予告編

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