シネフィル新連載「再会したい映画 御木茂則」vol1 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』-cinefil
先日観ました『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、V8最高!!!!
すごい単純な筋書きの映画、セリフもとても少ないですが、アクション!
そして俳優たちの肉体から発せられる言葉が、スクリーンから溢れ出ていました。
映画を観終わったあと、大興奮のまま、家まで自転車で全力疾走!(信号は守ってます)
『テルマ&ルイーズ』以来の、フェミニストアクション映画というのも納得、
出てくる女性たちが全員魅力的でした。
中でもおばあちゃんウォーリアー最高っす!
しわくちゃなシワがキュート!!
シャーリーズ・セロン演じる、戦士フュリオサは言わずもがなです!
ウォーボーイズの、ニュークス演じるニコラス・ホルトは、
『アバウト ア ボーイ』のあの可愛い少年が、こんなになっちゃって。
って思ってましたが、やっぱり可愛かった!
監督のジョージ・ミラーが70歳、撮影のジョン・シールが72歳。
続編を作る予定があるらしいけど、どんだけ元気なんだよ。カッコイイぜ!
ところで世紀末支配者のイモータン・ジョー様を演じたヒュー・キース・バーンって、
『マッドマックス』のイカれた暴走族の、トゥーカッター演じてた俳優さんなんですね。
変わらずの下衆野郎ぶりに、なんか感動してます。
唯一、ケチがついたのがエンディングロール。
日本公開のみ(IMAX 3D字幕/3D字幕ドルビーアトモスはオリジナル)なのだけど、
エンディングロールで流れるMAN WITH A MISSION x Zebraheadの曲が、
映画の余韻を台無しにしてくれました。
MAN WITH A MISSIONが好きとか嫌いじゃなくて、世界観から外れ過ぎ。
MAN WITH A MISSIONの曲を気に入った、ジョージ・ミラー監督が要望したという話であるようですが。
御木茂則(キャメラマン)
■映画「マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド」
公開:2015年6月20日(土)より全国順次公開
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディー、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト ほか
脚本:ジョージ・ミラー、ブレンダン・マッカーシー、ニコ・ラソウリス
提供:ワーナー・ブラザーズ映画
(C) 2014 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
⇒「マッドマックス 怒りのデス・ロ-ド」公式ホームページ
http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/
●ストーリー
石油も、そして水も尽きかけた世界。主人公は、愛する家族を奪われ、本能だけで生きながらえている元・警官マックス(トム・ハーディ「ダークナイト ライジング」)。
資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕われたマックスは、反逆を企てるジョーの右腕フェリオサ(シャーリーズ・セロン)、配下の全身白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、奴隷として捕われた美女たちを引き連れ、自由への逃走を開始する。
凄まじい追跡、炸裂するバトル…。
絶対絶命のピンチを迎えた時、彼らの決死の反撃が始まる!
共鳴せよ、そして熱狂せよ。“眠れる本能 -MAD-”を呼び覚ませ!