「日本初公開!世界のどす黒い危険な闇映画」第3弾、第4弾が決定した。
今まで一度も日本で紹介されていない世界各国の一種闇映画を探し取り上げるという企画。
これまでには2度行われており、第1弾は「荒野の千鳥足」、第2弾には「SCUM/スカム」が上映された。
今回選ばれたのは、アカデミー賞のドキュメンタリー受賞作家であり『傷だらけのアイドル』『ムンク 愛のレクイエム』などのピーター・ワトキンス監督が1970年に製作した問題作『懲罰大陸★USA』とミュージッシャン ニール・ヤングがみずから300万ドルの資金を投じ制作したという『HUMAN HIGHWAY』。
前者はフェイクドキュメンタリー形式で、人間狩りのような、衝撃作。第24回カンヌ国際映画祭で上映。一般公開されたが、わずか4日間で打ち切られたというイワクツキの作品。
後者は、ニール・ヤング自身がメガホンを取り、あのDEVOのメンバーが働いている放射能廃棄処理場のある街での出来事を、きわどい原子力コメディとして描く。ニール・ヤングとDEVOの組み合わせもびっくりだが、そこに加えデニス・ホッパーも怪演。
ネイティヴ・アメリカンなどとコンサートを開くが、最後には原発事故が起こり地球が終わってしまうというストーリー。この作品も1982年初公開だが、2014年のトロント映画祭にて突如ディレクターズカットを上映したという歴史を持つ。
海外版予告
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