人気ロックバンド「RADWIMPS」のボーカル&ギターの野田洋次郎主演映画『トイレのピエタ』。ミュージシャンの彼が、この映画への出演することへの思いを語った。

「基本、日常は残酷」と呟いた野田。大切なものが、時には残酷に自分を傷つけることがある。「僕も音楽が大嫌いになるし、自分の身を守ってくれたり愛してくれるものが、自分の心を削ることって、誰にでもあると思う」。しかし、そのことこそが、なくてはならない感情だと野田は力説する。

 「嫌いになったり憎んだりしたことがないものって、本当は好きじゃないんだと思う。例えば、喧嘩をしないカップルって僕は信じられない。お互いの中にある大事なものを分かって欲しいと思ってぶつかる。喧嘩ってネガティブなエネルギーじゃなく、次に向かうステップだと思うんです。憎めば憎むほど、愛しているんだなって逆説的に捉えてしまうんです」。

『トイレのピエタ』予告編

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2015年6月6日(土)全国ロードショー

■作品概要
原案:手塚治虫
出演:野田洋次郎 杉咲花 リリー・フランキー 市川紗椰 大竹しのぶ 宮沢りえ 
監督・脚本:松永大司
主題歌:RADWIMPS「ピクニック」(ユニバーサルミュージック)
配給:松竹メディア事業部

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