石井岳龍監督最新作『ソレダケ / that’s it』(読み:ソレダケ / ザッツ・イット)が5/27(水)のシネマート新宿、TSUTAYA O-EASTでの爆音上映を皮切りに全国ロードショーとなりますが、公開に合わせ、日本のロックシーンを下支えし続ける2大フリーペーパー“Rooftop”と“FOLLOW-UP”の表紙をまさかの独占ジャックすることになりました。
FOLLOW-UPは本日5/26(火)よりディスクユニオン他CDショップ各店、全国のライブハウス他にて、Rooftopは6/1(月)よりLoft系列のライブハウスを中心に配布が開始される。みかけたら是非手に取って頂き、それぞれの編集者のブッチャーズへの愛情を感じ取って頂きたい。尚、FOLLOW-UPの表紙を ミュージシャン以外の俳優陣が飾るのは、前身誌EXTRA時代から数えても1998年の創刊以来17年目にして初であり、おそらく最後であろうということ。また、Rooftop誌面には渾身の石井岳龍監督インタビューが掲載されている。
はじめて逃げない俺が生まれるんだ。
行くんだよ、その先に。
戸籍を奪われ、アンダーグランド暮らしから抜け出せずにもがいている大黒砂真男-ダイコクサマオ-(染谷将太)。この底辺から抜け出す最後の手段として、裏社会の調達屋、恵比寿大吉-ヱビスダイキチ-(渋川清彦)のコインロッカーを破壊し金の入った財布を奪うが、予期せずハードディスクを発見する。
その中には家出人、ホーレス、破産者、風俗嬢たち、地下な人々のビジネス売買用個人情報がぎっしり詰まっていた。
大黒はハードディスクを隠すが、恵比寿に追われあえなく監禁される。しかし、そこには風俗嬢、南無阿弥-ナンムアミ-(水野絵梨奈)が拘束され横たわっていた。
大黒と阿弥は何とか脱出し都会の片隅に身を寄せ、ダークサイドに生きる知人、猪神楽彦-イノガミラクヒコ-(村上淳)に助けを請うが、闇の追っ手が2人を再び監禁、謎の極悪ギャングのボス千手完-センジュカン-(綾野剛)による拷問の中で、大黒の過去にまつわる宿命の謎が明かされる。
する宿命との対決を決意する・・・。
5/27(水)より、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
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