シネフィル新連載:叶井俊太郎式5歳の娘を映画人にする方法 #02
『ムカデ人間』を笑いながら見られる、豊かな感性を持つ子に育てる!
5歳の娘は、アニメもゲームもめちゃめちゃ好きなんです。
が、アニメもゲームも、ついこの前まで「プリパラ」「妖怪ウォッチ」
にハマってたのに、もう飽きて見向きもしません、、、。
「プリパラ」も「妖怪ウォッチ」も、おもちゃやカードを、
各3万円づつは使ってるのに!
合計6万円ですよ!
とはいっても、娘が「もう飽きた!」というのなら仕方ない、、、。
「そっか、じゃ、また別のアニメかゲームしよか、、、」
と、完全に甘やかしてるオレなんです。
ちなみにいまのところ、娘に対して本気で怒ったことは一度もありません!
いや、怒りたい時はあったと思うが、怒れないですね。
完全に親ばかですわ、、、。
なぜかいま娘が好きなアニメは、ディズニー系のアニメなんです。
なぜかいま娘が好きなアニメは、ディズニー系のアニメなんです。
「シンデレラ」「ミッキーマウス」「ラプンツェル」ーー。
いろいろある!
ほぼ毎日寝る前は、ディズニーアニメのDVDを見てる。
どんなアニメでも、映像に興味持つってことはいいことじゃないですか。
それが健全なディズニーアニメときたら、いくらでも見せるよ!オレは!
ディズニーなら、おもちゃも幼児が買うにはまだ早い感じ。
小学生くらいが対象なんだろうな。
ディズニーランドも3歳の時に一度行ったが、1時間以上並ぶのが普通だし、
人気のアトラクションだと、3時間待ちもざら。
3歳児に1時間以上立ったまま並ばせるのは、無理ですね。
なので、2、3の乗り物乗って終了でした。
ディズニーランドは小学校4年生以上くらいが、ちょうどいい感じだと思う。
まあ、ディズニーアニメが好きになったので、
次はジブリ系アニメを見せようかと思う。
この調子だと、アニメから実写の映画に興味を持つのも、時間の問題ですな!
休みの日には娘と一緒に、「イモリつり」へ!
親子そろってイモリ好きのオレら!妻のくらたまは、ドン引きだけどー
ちなみに娘は、ムシとか両生類、爬虫類(はちゅうるい)などの小動物が、
めちゃめちゃ好きなんですよ。
オレもそういうのが、めちゃめちゃ好きなので、やっぱり娘は似てるんだなーー、
オレに!
親子そろって、イモリ好きのオレら!
妻のくらたまには、ドン引きされてるんだけど、
休みの日には娘と一緒に、「イモリつり」なんかにもいってる。
なんというか、至福の時間だな、、、。
「イモリ釣り堀」で共通の趣味を楽しむ、父親と娘、、、。
絵になるなーー。
「なまこラグーン」では、なまことねっとり、ふれあう!
5月には、沖縄の八重山諸島への家族旅行へ出かけたんだけど。
黒島にある、黒島研究所内の、なまこラグーンでは、なまことねっとり、
ふれあったり、
海辺で巨大シャコもとった。
サメのエサやり、では、
「噛み付き注意!水の中に手を入れないでね」
なんていう、コワい注意書きの札があったけど、
娘は果敢に挑戦してた。
イルカとサメを間違えて遊んだりしないよう、危険なものも教えとかないと!
「叶井はへんな映画ばっかり買い付けるから、もうカンヌ国際映画祭行きは禁止!」
ところでオレは数年前、会社のバイヤーとしてカンヌ国際映画祭にいって、
『ムカデ人間』を買い付けたんだよ。
オレの見事な宣伝仕込みによって、今やすごい話題になってる
『ムカデ人間』シリーズを、買い付けてきたっていうのに、
会社はそれ以来、オレをカンヌ国際映画祭に行かせないんだよ!
「へんな映画ばっかり買い付けるから、もうカンヌ国際映画祭行きは禁止!」
「カンヌまでいって、なんで『ムカデ人間』なんだよ!」
「他に凄い映画いっぱいあったはずだろ?『ムカデ人間』以外に」
なんていうんだよ。なんでだよ!
せっかく毎年いってたのになー。
カンヌで、『ムカデ人間』みたいな傑作見つけるのは、大変なんだからな!
こういうセンスと度胸!
いっとくけど、オレにしかできないぞ!
娘もいずれは、動物系映画の『ムカデ人間』見せても、
「キモすぎる!」
と笑いながら見られる、豊かな感性を持つ子に、育ってほしいわけですよ!
©cinefil-asia
追伸!
AKB48の川栄さんがPRする『ムカデ人間3』!
4月25日のスポニチ独占インタビュー、ようやく掲載!
結構仕込み大変だったけど、『ムカデ人間3』の公開決定の解禁ニュースとしては、
かなり意味不明の記事になった!
どうよ!
オレはやるときはやるんだよ!-©cinefil-asia
叶井俊太郎
叶井俊太郎略歴
叶井俊太郎:「アメリ」の大ヒットで知られる、伝説の敏腕映画プロデューサー。
エログロ変態映画から恋愛映画まで(いわゆるB級C級映画)を買付け、宣伝。
本人曰く勘違いして買い付けた『アメリ』(2001年公開)が興行収入16億円の大ヒット。
一躍映画業界注目の人物となる。
その後、ファントム・フィルム、トルネード等の会社を設立。
『いかレスラー』『ヅラ刑事』『コアラ課長』『日本以外全部沈没』等の傑作映画を果敢に製作する。
現在は、映画会社トランスフォーマーのプロデューサー。コラムニストとしても活躍。『だめんずうぉ~か~』の漫画家倉田真由美と4度目の結婚。身長179cm 。東京都出身。著書に『だめになってもだいじょうぶ』他。
最近では、カンヌ国際映画祭で『ムカデ人間』シリーズを買い付ける。