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映画初出演にして体当たりの熱演を見せたヤナ・ノヴィコヴァ

映画初出演にしてフルヌードも披露!全編手話の衝撃作で、主演女優が撮影秘話を大胆告白(1/2)


 全編手話で字幕も音楽もなし、キャストは全員ろうあ者という衝撃のウクライナ映画『ザ・トライブ』の主演女優ヤナ・ノヴィコヴァが、その驚くべき撮影の裏側を明かした。

 売春、恐喝といった犯罪が横行する、ろうあ者の寄宿学校に入学した主人公の青年が、トライブ(族)のヒエラルキーに翻弄(ほんろう)されていくさまを、容赦ないバイオレンス描写を交えて描いた本作。

これが長編デビュー作となる、新鋭・ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督がメガホンを取った本作は、カンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリを含む3冠に輝き、世界各国の映画祭で高い評価を得た。
全編手話とあって、一見「静か」な映画と思いきや、印象はまるで真逆。

売春の元締めである寄宿学校の教師のもと、ろうあというハンデを抱えて生きる少年少女たちの日常は、あまりにも救いがなく、過酷だ。
そんな本作で、トライブのリーダーの恋人で、売春に身を染めるヒロイン・アナを演じた21歳の新星ヤナは、本作が映画初出演であるにもかかわらず、フルヌードもいとわない体当たりの演技を見せている。

「監督は、配役が決まってから(ヌードになると)知らせてきたの。演技の経験も初めてだし、人前で裸になることには抵抗があったけど、監督と話してきちんと意味があるということを、少しずつ納得していったという感じね」
と出演の覚悟を決めるまでの経緯を振り返る。

 トライブ内での二転三転する力関係、アナとその恋人、アナに恋する主人公の三角関係が物語の軸となるが、ドキュメンタリーのような生々しい作風には、驚くべき秘話が。ヤナは

「愛、学校、売春とかざっくりとした設定、テーマは知らされていたけど、監督からはその日に撮る内容の脚本だけを渡されていたの」

と言い、監督はどのキャストにも、あらかじめストーリーの全容を明かしていなかったという。

全編手話の衝撃のウクライナ映画『ザ・トライブ』フォトギャラリー

画像1: (C) GARMATA FILM PRODUCTION LLC, 2014 (C) UKRAINIAN STATE FILM AGENCY, 2014

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画像2: (C) GARMATA FILM PRODUCTION LLC, 2014 (C) UKRAINIAN STATE FILM AGENCY, 2014

(C) GARMATA FILM PRODUCTION LLC, 2014 (C) UKRAINIAN STATE FILM AGENCY, 2014

映画『ザ・トライブ』公式サイト

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