Out of CINEMA #03 .....Milena Canonero / 衣裳デザイナーの仕事


“愛と哀しみの果て” ...原題は ”Out of Africa" 1985年のアメリカ映画。


この時代「愛と◯◯の〜」ってなタイトルが流行ったんです。

”愛と青春の旅立ち” とか ”愛と追憶の日々” なんて、すると不思議に
ソコソコ当るんです。
僕もソレにのせられたタグイでしたが....。

ジョッパーに編み上げのブーツ、いくら暑くてもブーツなんです。

この写真は大人気で、ファッション誌が ”まんま” パクッテました。

実は、原作者は当時のリッチなセレブで身の回りの物を運ぶ大型の
トランクを”HERMES"に特注で作らせていたそうです。

”HERMES" でサファリ・ライフなんて、羨ましい限りです。ハイッ!!!

参照元
https://hereslookinatyousquid.wordpress.com/…/out-of-afric…/


画像1: シネフィル連載 四方義朗の”Out of CINEMA” #03 .....Milena Canonero / 衣裳デザイナーの仕事

https://hereslookinatyousquid.wordpress.com/…/out-of-afric…/

.Karen Blixen / 映画"Out of Africa"の原作者
”HERMES"製の特注ラゲッジ・ケース。

これひとつに身支度から靴
磨きまで入りそうです、旅行用に誂えたと思われます。
1930年に
ひとつ、1935年により手の込んだ二つ目が作られました。

小物に至迄オーナーのイニシャルが入り、製作に368時間要したとか。

カレンさんはデンマークの富豪の娘として生まれ。なりゆきで落ち
ぶれ男爵と結婚します。
夫婦はコーヒー園経営をもくろみケニアへ
移住しますが、待っていたのは夫の裏切りや動乱騒ぎと言った試練の
日々。そんななか、彼女は自由に生きる一人の男性との燃える様な
恋に落ちます。...しかし、幸運の女神は微笑まず、全てを失い傷心の
うちに帰国します。1931年の出来事です。

その後ケニアでの実体験を基に小説「アフリカの日々」を発表します。

英語版はペンネーム“Isak Dinesen" 1937年。
”シドニー・ポラック”により映画化されたのは、1985年の事です。
参照元
http://www.luxury-insider.com/…/beautiful-hermes-luggage-ca…
http://www.strawberryplanet.net/…/blog/2013/01/05/out-of-a…/


画像2: シネフィル連載 四方義朗の”Out of CINEMA” #03 .....Milena Canonero / 衣裳デザイナーの仕事

余談ですが、どうも表皮が ”ナイル・ワニ” のようです...だとしたら
同じ物は、二度と作れません。
(ワシントン条約により)

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