桜見物に京都を訪れたなら、ひととき、時間を忘れて静寂の中、水墨画の鑑賞に浸りませんか?
隠遁生活とは、世俗を離れ、豊かな自然の中で静かな暮らしを楽しむことです。
日本ならではの風情、四季折々の花鳥風月を楽しみ、時には気の合った友人と語り合い、お茶やお酒を楽しむ。そんな理想の生活に、誰しも憧れるものです。
特に、文人たちは、「隠遁こそが、理想の生活」と考え、その思いを様々な芸術で表現しました。
 
本展では、主に、雪舟や竹田、そして鉄斎をはじめとする、日本の文人たちが、理想の隠遁生活をイメージして描いた山水画や、隠遁生活には欠かせない文房具の名品が紹介されています。
都会の喧騒を離れ、しばし、桃源郷での隠遁生活を楽しんでみましょう。
ワークショップや、作品解説などもございます。また青銅器館では「中国青銅器の時代」を開催中です。是非、この機会に、泉屋博古館を訪れてください。
では、これから、いくつかの作品をご紹介いたします。

雪舟 漁樵問答図 室町時代15世紀

十時梅厓-釣便図

長吉 観瀑図

田能村竹田 梅渓閑居図 江戸・文政10年(1827)

富岡鉄斎 掃蕩俗塵図 全図 大正6年(1917)

太湖石置物

鶏血石印材(紫檀銀象嵌印材台)

展覧会概要

会期:2017年3月4日(土)〜2017年5月7日(日)
 
会場:泉屋博古館 [MAP]
 
住所:京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
 
時間:10:00〜17:00(最終入場時間 16:30)
 
休館日:月曜日 
※3月20日(月)は開館、3月21日(火)・4月25日(火)は休館
 
観覧料:一般 800円  高大生 600円  中学生 350円(小学生以下無料)
※20名様以上は団体割引20%
※障害者手帳ご呈示の方は無料
 
主 催:公益財団法人泉屋博古館
後 援:京博連、京都市観光協会、NHK京都放送局、京都新聞
 
 

関連イベント:
■ワークショップ「鋳物体験-古印をつくろう-」(10歳以上対象 当館講堂にて)
日時:4月15日(土)・4月16日(日)
   10時~、12時45分~、14時30分~(定員:各回20名)
講師:新郷英弘、八木孝弘、樋口陽介(芦屋釜の里)
参加費:1,200円(入館料別途)
    ※要予約、電話075-771-6454(状況次第で当日受付も可)
 
■ギャラリートーク 展示室にて学芸員が行います。いずれも午後2時から。
○「楽しい隠遁 山水に遊ぶ」
  3月11日、4月8日(担当/外山潔)
  4月1日(担当/分館長・野地耕一郎)
○中国青銅器の時代
  3月25日、5月6日(担当/廣川守)
  *青銅器館は、毎日ミュ-ジアムボランティアによる解説があります。

楽しい隠遁 山水に遊ぶ ―雪舟、竹田、そして鉄斎―@京都 泉屋博古館
cinefilチケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、《楽しい隠遁 山水に遊ぶ ―雪舟、竹田、そして鉄斎―》チケットプレゼント係宛てに、メールでご応募ください。
抽選の上3組6名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効の、この招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。
☆応募先メールアドレス  info@miramiru.tokyo
*応募締め切りは2017年4月23日 24:00 日曜日
記載内容
1、氏名 
2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
  建物名、部屋番号のご明記がない場合、郵便が差し戻されることが多いため、
  当選無効となります。
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