インディペンデントの映画 内田英治監督『下衆の愛』がテアトル新宿で大ヒットしている。
作品の質に関わらず、昨今映画をプロモーションするのは、大変な事---。
実際、作品の好評判が高まり、口コミで広がっているこの映画。

ただ、それ以外にも、『下衆の愛』プロデューサー アダム・トレルの日本映画に対する発言が大きくSNSで拡散したことも、当然ヒットを生み出す要因になった。
そして、もう一つ貢献しているのが、ただの椅子だった。

映画館の片隅に置かれている、一見普通の椅子。
と言うよりは、アンティックな年季の入った風情の椅子だ。

この、椅子は実は、下記の渋川清彦の座っているもの。
映画のポスターなどでも使われている。

実際に、スタッフで運び込んだものだという。

で、なんでこの椅子がヒットに役立ったのか???
監督曰く---

「下衆椅子、みんな座ってくれてます。ムラジュンとか、安藤サクラとか、いろいろ---」

ポスターにも使われた渋川清彦のゲス椅子ポーズ

そして、現在も連日、映画に訪れた人々がこのゲス椅子に座り”ゲスポーズ”を決めている。
これが、連日SNSで拡散しているというもの。

よく見ると、多くの俳優や監督も---

現在は、レイトショーの上映なので、今も椅子あるんですかと内田監督に確認したところ。
「もちろんです!おかげさまで昨夜は満員御礼。ずっと好調です!あざす!
ラスト1週。ふー緊張します。」
とコメント。
このゲス椅子に座れるのも、あと一週間!

急いで、テアトル新宿へ行くしかない!!!

4月22日 まで東京・テアトル新宿で上映中

From April 2-22, 2016 at Theatre Shinjuku in Tokyo
​​​*イベント3日前からここでチケット予約できます!
http://theatre-shinjuku.ttcgreserve.jp/TTSJ/schedule/
*Every Thursday the film will play WITH ENGLISH SUBTITLES

(『下衆の愛』のトークイベントスケジュール)
4/17 (日)
21:00 上映後トークイベント
矢部太郎 and 下衆の愛チーム! 牛丸亮、松井薫平、小林麻祐子,後藤ユウミ
4/18 (月)
21:00 上映のみ
4/19 (火)
21:00 上映後ミニライブ
主題歌担当のT字路s アコースティックライブ
4/20 (水)
21:00 上映後トークイベント
スペシャルゲスト登場します! 内田英治監督の新作短編の詳細が明らかに。
田中俊介(BOYS AND MEN)、あの(ゆるめるモ!) and more!
4/21 (木)
21:00 上映前スペシャルイベント 近日発表
☆国際映画祭上映version (英語字幕付)上映日 ENGLISH SUBTITLES
4/22 (金)
21:00 上映前 舞台挨拶あり
渋川清彦、岡野真也、内田慈、古舘寛治、山崎祥江、川上奈々美、内田英治監督