オーストリアの精神科医・心理学者ビクトール・フランクル(1905-1997)の世界的名著「夜と霧」が、初めて映画化されることになった。
第二次世界大戦における強制収容所の体験を踏まえた思索書であるだけにどのような映画になるか興味深い。
オーストリアの精神科医ビクトール・フランクル
監督やキャストは未定だが、脚本を手がけるアダム・ジブゴットによれば、収容所の悲惨さを描くのではなく、既存の映画のなかでは「ライフ・イズ・ビューティフル」(1998)に最も近いスピリットの作品になるようだ。
オーストリアの精神科医・心理学者ビクトール・フランクル(1905-1997)の世界的名著「夜と霧」が、初めて映画化されることになった。「夜と霧」は、ナチスの強制収容所から家族を失いながらも生還したフランクルが、その体験を綴り、生きる意味を問