唯一無二の衝撃作を次々と創り出し、世界を挑発し続けてきた映画制作集団 大田原愚豚舎の渡辺紘文・渡辺雄司兄弟。 『テクノブラザーズ』以来、2年ぶりとなる最新映画『怖い家』が遂に完成。 世界最大のアジア映画祭・第27回ウディネ・ファーイースト映画祭でのワールドプレミア上映が決定しました。

「怖い家」は映画監督 渡辺紘文が、高額報酬の誘いに乗り、いわくつきの家で撮影を行ううちに、想像を絶する恐怖に巻き込まれていくホラーエンターテイメント映画です。 監督・脚本・主演を務めるのは、「プールサイドマン」で東京国際映画祭最優秀作品賞、「叫び声」で東京国際映画祭監督賞受賞するなど国内外で高い評価を受け続ける渡辺紘文。 音楽監督は、渡辺紘文の実弟であり、「ブルーイマジン(松林うらら監督 作品)」で第1回ホーチミン国際映画祭 最優秀音楽賞を受賞した渡辺雄司が担当。撮影監督は「夜明けの夫婦(山内ケンジ監督作品)」「テクノブラザーズ(渡辺紘文監督作品)」「レイニーブルー(柳明日菜監督作品)」の渡部友一郎が担当しました。
出演は、主演の渡辺紘文のほか、「テクノブラザーズ」「レイニーブル ー」の柳明日菜、「妹と油揚(天願大介監督作品)」「世界で一番美しい夜(天願大介監督作品)」「おとなしい日本人(今村昌平監督作品)」の鴇巣直樹、「夜明けの夫婦(山内ケンジ監督作品)」の鄭亜美ら、個性豊かな俳優陣が集結しました。

1999年の創設以来、ヨーロッパにおけるアジア映画の最前線として成⻑を遂げてきたウディネ・ファーイースト映画祭。ジャッキー・チェンや久石 譲、北野武ら伝説的な映画人が足跡を残してきたこの映画祭を舞台に、渡辺兄弟の『怖い家』が新たな衝撃をもたらします。
果たして『怖い家』は、世界に何を刻むのか。 ウディネでのワールドプレミアを皮切りに、この作品がどのような恐怖と波紋を広げるのか、注目が集まります。

【渡辺紘文監督コメント】
(映画監督・脚本家・俳優)

渡辺紘文監督

この度、大田原愚豚舎の最新映画『怖い家』が世界最大のアジア映画祭、 イタリア ウディネ・ファーイースト映画祭でワールドプレミア上映されることが決定致しました。
大きな喜びを感じるとともに大変光栄に思っております。
ウディネ・ファーイースト映画祭の皆様に感謝致します。
そして作品をともに創ってくださった全てのスタッフの皆様、キャストの皆様、製作に協力してくださいました全ての皆様、日頃より応援してくださる全ての皆様に心より感謝いたします。
本作は『テクノブラザーズ』以来、2年ぶりの新作映画となります。
随分時間がかかってしまいました。 しかし、時間をかけたぶん、私のこれまでの作品とは一線を画す、エンタ ーテイメント性の高いホラー映画になったと思います。
まずはイタリアでの上映となりますが1日も早く最高の形で日本の皆様に本作をみて頂けるよう引き続き頑張ってまいります。
世界の皆様に、日本の皆様に、劇場で最高の恐怖と興奮を体験していただけることを願っています。

【あらすじ】
かつては国内外の映画賞を賑わせ「世界の渡辺」などと謳われたものの、今は資金繰りにも窮するほど仕事に恵まれず、日々の生活にも困窮している映画監督の渡辺紘文。 ある日、渡辺は謎めいた映画プロデューサーの牧陽子から東京に呼び出され破格の報酬の仕事を持ちかけられる。
それは、幽霊が出ると噂される「怖い家」に1週間宿泊し、その様子を撮影するというものだった。 一攫千金を夢見た渡辺は、牧の依頼を受けその家に足を踏み入れる。しかし、その家はただのいわくつきの家ではなかった。
次第に「怖い家」の忌まわしい過去が明らかになり渡辺は想像を絶する恐怖に巻き込まれてゆく。
この家は、なぜ「怖い家」と呼ばれるのか? そして、渡辺は無事に生還することができるのか?

製作:渡辺紘文・渡辺雄司・渡辺秀樹・渡辺あけみ
監督・脚本・編集・主演:渡辺紘文
音楽監督:渡辺雄司
撮影監督:渡部友一郎

■出演
渡辺紘文
柳明日菜
渡部友一郎

久次璃子
黑崎宇則
磯清峰
河手
マナミ

戶田古道

田⻯路
鴇巣直樹
鄭亜美

2025年公開予定