現在、新宿K's cinemaにて、絶賛公開中の音楽群像劇『雨ニモマケズ』の公開記念舞台挨拶が行われた。
公開2日目の2月9日(日)には12人のキャストとともに飯塚冬酒監 督が登壇した。

画像: 音楽群像劇『雨ニモマケズ』
公開記念舞台挨拶
安野澄、撮影を振り返り「楽しい撮影だった」

【日時】2月9日(日) 14:10~14:30 (上映後舞台挨拶)
【場所】 新宿K's cinema(新宿区新宿3-35-13 3F)
【登壇者】安野澄、諏訪珠理、上村侑、山中アラタ、和田光沙、福谷孝宏、三森麻美、片瀬直、神林斗聖、生沼勇、南條みずほ、小寺結花、飯塚冬酒監督
※敬称略

一年前に亡くなったゴスペル音楽家を偲んだメモリアルパーティの舞台裏で、22人の人生の交錯を描いた90分のノンストップ音楽エンターテインメント映画『雨ニモマケズ』。2月9日(日)に新宿K’scinemaにて公開記念舞台挨拶が行われ、安野澄、諏訪珠理、上村侑、山中アラタ、和田光沙、福谷孝宏、三森麻美、片瀬直、神林斗聖、生沼勇、南條みずほ、小寺結花、飯塚冬酒監督が登壇した。

本作では若手注目俳優の安野澄、諏訪珠理、上村侑がトリプル主演を務めていることでも話題であり、臨場感あふれるゴスペルの魅力が詰まった作品となっている。

舞台裏で様々な出来事に巻き込まれるスタッフ・南を演じた安野は、撮影現場でのエピソードを聞かれ「長回しが初めてで、オファーを受けた時に自分にできるかなという気持ちはありました。ゴスペルを歌っているみなさんの姿をずっと裏で見ていたので、それも含めて楽しい撮影だった」と振り返り、一年前に亡くなったゴスペル音楽家(東ちづる)の息子・タツヤ役の諏訪は自身の役について「僕のお母さんのために集まってくれたパーティーなので、みんなの息子というイメージでのびのびと演じられた」と語った。

自分のスタイルを貫くミナト役の上村は本作でダンスを披露しているが、実はダンス初心者だったため「昼夜問わず練習した。家で窓越しに練習していた」と役作りの秘話を明かした。

「本作を一言で表すと?」との質問に対して、神林は「アトラクション」、福谷は「劇場版ゴスペルライブ」、片瀬は「愛」、小寺は「繋がり」など様々に表現。トリプル主演である安野は「自由」、上村は「祈り」、諏訪は「アルバムのように好きな曲やシーンを見つけてくれたら嬉しい」と語った。さらには客席に福谷の妻である和田光沙が来場しており、急きょ登壇し「魂」とコメント。本作では福谷と夫婦役という形で共演している。

最後の挨拶で飯塚監督は「歌を楽しんでいただける作りになっていて、小難しいことを考えず、楽しんでいただきたいです。その裏側には、僕にとって身近な方が数人亡くなったという背景があり、亡くなった人をただ悲しむだけではなく、亡くなった人が何かを残してあげられるのかというテーマも含んでいるので、ちょっとだけ考えていただけたら嬉しいです」と本作に込めた思いを披露し、締めくくった。

ストーリー

一年前に亡くなったゴスペル音楽家を偲び、生前の関係者やゴスペル合唱団が集まり歌で故人をおくるメモリアルパーティが開かれる。スタッフとして慌ただしく舞台裏を駆け回る南(安野澄)、ゴスペル界の重鎮の父との確執をかかえたアーティストのミナト(上村侑)、亡くなった音楽家の息子・タツヤ(諏訪珠理)をはじめ、ゴスペル合唱団の面々の人生が開演前の舞台裏で交錯する。
そしてパーティの幕が上がり、音楽とともに集まった人々の物語が始まる。

『雨ニモマケズ』
出演:安野澄 / 諏訪珠理 / 上村侑 / 木村知貴 / 山中アラタ / 中野マサアキ / 和田光沙/ 福谷孝宏 / 深来マサル / 山崎廣明 / 宇乃うめの / 三森麻美 / 片瀬直 / 富岡英里子 / 笠松七海 / 生沼勇 / 神林斗聖 / 南條みずほ / 小寺結花 / 尾込泰徠(子役)
梅垣義明/ 東ちづる(特別出演)
監督:飯塚冬酒
製作・配給:ガチンコ・フィルム
(C)GACHINKO Film
公式サイト http://g-film.net/ame/
絶賛公開中!