2024年9月14日から16日に明治神宮外苑で開催された光の祭典「TOKYO LIGHTS 2024」は、3日間で約2万人を動員し大盛況のうちに終了しました。最終日には「1minute Projection Mapping Competition」の授賞式も行われました。

TOKYO LIGHTS 2024は東京の夜を彩るクリエイティブな“光の祭典”として、世界のトップクリエイターが競う「プロジェクションマッピング国際大会」、約300機のドローンとパフォーマーが織りなす大迫力の低空飛行ドローンライトショー「STAR DANCE」、無線制御型のペンライト“FreFlow®(フリフラ)”約1万本の光が次々に変化する巨大コロシアム「GALAXY SYMPHONY」、高さ7mの巨大なミラーとLEDビジョンが未来を映す「ETERNITY MIRROR MONOLITH」など、光のアートと最先端テクノロジーが融合した、5つの没入型ライブエンターテインメントエリアで構成され、来場者は最先端の光のアートに魅了されました。

「LIGHTWAVE PORTAL」の風景
photo©︎moichisaito

「STAR DANCE」の風景
photo©︎moichisaito

「STAR DANCE」の風景
photo©︎moichisaito

- YouTube

youtu.be

「ETERNITY MIRROR MONOLITH」の風景
photo©︎moichisaito

「1minute Projection Mapping Competition」は、今大会で12回目を迎えた世界的にも歴史と権威あるプロジェクションマッピング国際大会です。本年度は世界56の国または地域から278組ものエントリーが寄せられました。「Mirror:鏡」をテーマに1分から1分59秒の短い映像作品で今年の世界一を競いました。
今年のグランプリは日本のKentaro Tanakaが受賞し、「この大きな舞台で賞をいただけて嬉しい。これからも良い作品を作っていきたい」と語りました。授賞式のMCはハリー杉山、プレゼンターにはパリ五輪で活躍した角田夏実、Shigekix、森ひかるが登壇し、江戸切子と組子細工という二つの工芸技術を組み合わせて作成された栄誉あるプライズプレートを授与しました。

グランプリ「東京都知事賞」:Kentaro Tanaka(日本)の「Room 808」
photo©︎moichisaito

グランプリ「東京都知事賞」を受賞したKentaro Tanaka(右)
photo©︎moichisaito

- YouTube

youtu.be

準グランプリ「TOKYO LIGHTS賞」はElektrick.me(ブルガリア)の「ECHO」、第3位 審査員特別賞 は ruestungsschmie.de (ドイツ)の「REFRACTION³」、Tokyo Tokyo賞 は Eloi Février (フランス)の「Water Mirror」、そしてオーディエンス賞は Dreamcatcher Studios (インド)の「Real Eyes. Realise. Real Lies.」でした。

準グランプリ:Elektrick.me(ブルガリア)の「ECHO」
photo©︎moichisaito

第3位 審査員特別賞 : ruestungsschmie.de (ドイツ)の「REFRACTION³」
photo©︎moichisaito

Tokyo Tokyo賞 : Eloi Février (フランス)の「Water Mirror」
photo©︎moichisaito

オーディエンス賞 : Dreamcatcher Studios (インド)の「Real Eyes. Realise. Real Lies.」
photo©︎moichisaito

16日の「1minute Projection Mapping Competition」授賞式のオープニングでは、明治神宮外苑 聖徳記念絵画館を舞台に壮大なプロジェクションマッピングとして、アンバサダーを務めるにじさんじの“いずれ菖蒲か杜若”、”ChroNoiR”、 ”ROF-MAO”の楽曲を使用した最先端のカルチャーと伝統が融合したここでしか見られないエクスクルーシブな「スペシャルオープニングショー」がありました。

「スペシャルオープニングショー」の風景
photo©︎moichisaito

出席が叶わなかった小池百合子東京都知事からはビデオメッセージが届き、来場者や関係者への感謝の言葉と、今年の国際大会テーマ「Mirror」にちなみ、「持続可能な未来を実現するために、多様性に満ちた都市を築いていく」という思いが語られました。

その後、受賞者、審査員、プレゼンター、MCがラインアップし、大会総合プロデューサーの石多未知行さんから総評がありました。最後にハリー杉山さんが、2024年11月8日から11月10日に再び「TOKYO LIGHTS 2024」が開催されることを発表し、大きな歓声とともにイベントは幕を閉じました。

概要

■名称:TOKYO LIGHTS 2024
■会場:明治神宮外苑 聖徳記念絵画館及び明治神宮外苑 総合球技場軟式球場(新宿区霞ヶ丘町1-1)■開催日時:18:00開場/ 21:00閉場  ※飲食エリアのみ16:00開場21:00閉場                                                ①プロジェクションマッピングエリア(国際大会)
2024年9月14日(土)、15日(日)/国際大会(2回公演)
第1部 18:30-19:20
第2部 20:00-20:50

2024年9月16日(月・祝)国際大会(1回公演)・授賞式 
19:00-20:50

②光のエンターテインメントエリア
2024年9月14日(土)〜16日(月・祝) 18:00開場/21:00閉場

■主催:TOKYO LIGHTS 2024実行委員会
■共催:東京都
■後援:新宿区
■企画協力:一般財団法人プロジェクションマッピング協会
■企画/制作/運営:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
■光のエンターテインメントエリア・オープニングショー演出:潤間 大仁
■1minute Projection Mapping Competition大会総合プロデューサー:石多 未知行
■公式サイト:https://tokyolights.jp