世界が憧れるスーパースター(エルヴィス・プレスリー)と恋に落ちた14歳の少女プリシラの物語を繊細に美しく描き、昨年のベネチア国際映画祭にてケイリー・スピーニーが最優秀女優賞を受賞したソフィア・コッポラ監督(『ロスト・イン・トランスレーション』(03))の最新作『プリシラ』が4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー!
この度、エルヴィスを一心に見つめる14歳のプリシラや、情熱的に見つめ合うエルヴィスとプリシラ、さらに大邸宅グレースランドでの二人きりの甘美な時間など、スーパースターと恋に落ち、魅惑の世界に足を踏み入れたプリシラの変化が感じられる新たな場面写真7点が解禁!ソフィア・コッポラ監督の観客への思いとともに紹介する。
ガールズカルチャーを牽引するソフィア・コッポラ最新作にして最高傑作
スーパースターと恋に落ちたプリシラの魅惑の日々―
『ロスト・イン・トランスレーション』(03)でアカデミー賞脚本賞・ゴールデングローブ賞脚本賞ほか、『SOMEWHERE』(10)でベネチア国際映画祭金獅子賞、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(17)でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞するなど数々の賞に輝く映画監督、そしてファッション・アイコンとして世界に注目されるソフィア・コッポラ。その最新作は、エルヴィス・プレスリーと恋に落ちた少女プリシラがたどる魅惑と波乱の日々を、プリシラの視点で繊細に美しく描く物語。シャネルやヴァレンティノが彩る飛びきり甘美なシンデレラストーリーのなかに、ソフィア・コッポラがこれまで描き続けてきた人間の孤独や疎外感といったビターなエッセンスを潜ませた緻密で繊細な本作は「ソフィア・コッポラ 最高傑作」(Rolling Stone)、「First Loveの素晴らしさを描いてる」(Littie White Lies)と評価され、昨年秋、全米ではA24が配給。そのファッション性と話題性で多くの若い女性客を魅了し、『ロスト・イン・トランスレーション』、『マリー・アントワネット』(06)に次ぐ大ヒットとなった。
主演は、本作で第80回ベネチア国際映画祭最優秀女優賞に輝いたケイリー・スピーニー(『パシフィック・リム:アップライジング』)。さらに第81回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされるなど、夢のような恋の恍惚と切なさを経験していく少女の心の変遷と外見の変化を驚くほど繊細な表情とたたずまいで表現し、「驚くほどにすばらしい演技」(Rolling Stone)など絶賛されている。
「私はモノづくりを行う人間として、先入観ではなく、登場人物の目を通して世界を見せることに尽力している」と語るソフィア・コッポラ監督。 今回解禁となった新たな場面写真は、エルヴィスを一心に見つめるプリシラやドイツでの兵役を終え、離れ離れになる彼を見送る悲しげな表情、互いを情熱的に見つめ合う二人の姿など、恋に落ちたプリシラの心の動きが伝わってくる。
一方、取り巻きに囲まれる様子や、ベッドの上でカメラをむけるエルヴィスとの甘美な時間を映し出したカットからは、華やかだが、どこか“彼の世界”に生きることになったプリシラの閉塞感もふと見え隠れする。 そしてどのカットもプリシラが見つめる先にはエルヴィスがいる。まさにプリシラの目線から描くという、ソフィア・コッポラ監督のこだわりの一端を垣間見ることができる。
またこれまでもソフィア・コッポラ監督は、伝記を思いきりひっくり返して解釈してきた。『マリー・アントワネット』(06)は、悪びれることもなく若さにあふれた、歴史的に不遜な作品だ。ヴェルサイユの放縦を、権力の領域に追いこまれ、自身の慰めを見つけなければならなかった世間知らずな子どもの目を通して斬新に描きだしている。
本作においてもソフィア・コッポラ監督は、伝記についての自身の見解をこう述べる。「映画の醍醐味は、誰かの世界に完全に入り込んで 自分の世界と結びつくものや、驚かされるもの、心乱されるものが見えてくるところです。私はそういう映画をつくりたい。だから、観る人には100%プリシラになりきって観てほしいのです」
映画『プリシラ』本予告
『プリシラ』 映画オリジナルグッズ 発売決定!
■販売商品 (すべて数量限定/売り切れ次第販売終了)
トートバッグ:1,320円(税込) W240×H200(mm)
ポーチ:770円(税込) W140×H55(mm)
■販売期間: 4/12(金)より開始開始
■販売場所:
・TOHOシネマズ シャンテ、WHITE CINE QUINTO、蔦屋銀座店にて限定販売
・ギャガ公式オンラインストア https://store.gaga.co.jp/
監督・脚本:ソフィア・コッポラ 『ロスト・イン・トランスレーション』(03)、『マリー・アントワネット』(06)
出演:ケイリー・スピーニー 『パシフィック・リム:アップライジング』(18)
ジェイコブ・エロルディ 「ユーフォリア/EUPHORIA」シリーズ(TV・19~)
原題:PRISCILLA/2023/113分/アメリカ・イタリア/ビスタ/5.1chデジタル/字幕翻訳:アンゼたかし/映倫:PG12
配給:ギャガ
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