2024年公開される黒柳勝喜監督初長編-渋谷を舞台にしたネオ=トーキョー・ノワール『THE CITY』の、先行"前夜祭"上映、並びに年末には渋谷ユーロスペースにて国内プレミア上映決定した。

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『THE CITY』は、TVCMや広告映像、ミュージックビデオの監督として活躍する黒柳勝喜監督が、2015年頃から個人製作で脚本・監督、撮影をこなし、約7年をかけ作り上げた初長篇映画。
東京オリンピック開催や改元を挟み”100年に一度”と言われる巨大な再開発が進み、日々刻々と変貌を続ける街、渋谷。その中で今もダークなイメージが残る円山町~道玄坂エリアを舞台に様々な個性、境遇が入り乱れる中で互いの策略や欲望が空虚なものになっていく感覚を、ストリートでのゲリラ撮影を活かしたモノクロームの映像で表現。冷たく淡々とした絶対零度の演出で切り取る『ネオ=トーキョー・ノワール』をテーマにした作品となっている。

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キャストにはドラマやアニメ『呪術廻戦』『ゴールデンカムイ』等、様々な媒体への楽曲提供が世界的に話題の“渋谷発”多国籍バンド『ALI』のフロントマンである今村怜央、本篇のOP/ED曲も担当し、今村怜央も在籍するレゲエ/ダブバンド、BABYLON PANICのギタリストであるRYOTA、普段はミハラヤスヒロのショーや、森山大道氏のモデルとしても活動するYaco、フリースタイルバスケットボール元世界チャンピオンであるストリートパフォーマーのLee.がメインを務め、俳優経験はないが、全員が実際のエリアを普段生活圏内としている個性的なキャストが多数登場している。また監督が熱望し、俳優の渋川清彦氏が特別出演。
劇中のサウンドトラックにはBABYLON PANICのほか、UKロックバンドのBlack Midiや筒井康隆との異色コラボも話題となった気鋭HIP HOPユニット『Dos Monos』の荘子it、各種CMなどに楽曲提供を行う田村雅也、バンド『LilyClone』としても活動するトラックメイカー、やまたねこが参加。

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今作は、ワールドプレミア上映となった第29ドイツ・オルデンブルク国際映画祭では開催後のスタッフ投票にて、映画祭スタッフが選んだ作品1位に選ばれている。

第38回ワルシャワ国際映画祭 フリースピリッツ部門公式セレクション出品作
第29回ドイツ・オルデンブルク国際映画祭 公式セレクション出品作

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監督:黒柳勝喜

出演:今村怜央、RYOTA、Yaco、Lee.
渋川清彦(特別出演)ほか
2021/日本/日本語/約94分/
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11月24日、25日 代官山シアターギルドにて先行"前夜祭"上映
12月27日、28日 ユーロスペースにてプレミア上映
2024年公開