監督・岩井俊二×音楽・小林武史で奏でる音楽映画『キリエのうた』が10月13日(金)より全国公開いたします。

主演に抜擢されたのは2023年6月に惜しまれながらも解散した、楽器を持たないパンクバンド「BiSH」のメンバーで、現在はソロとして活動中 のアイナ・ジ・エンド。映画初主演を飾るアイナは、主題歌を歌唱するほか、劇中曲として6曲を制作し、劇中でさまざまは歌を歌い圧巻のパフ ォーマンスを披露する。ほか、松村北斗(SixTONES)、黑木華、広瀬すずといった豪華俳優陣がメインキャストとして出演することでも注目を 集める本作で描かれるのは、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語。降りかかる苦難に翻弄 される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。

この度、『キリエのうた』の公開を記念して、 主演のアイナ・ジ・エンドが演じる路上ミュージシャン"Kyrie “の スペシャルライブが1日限りで行われることが決定いたしました。

音楽映画と称されている『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』、そして『キリエのうた』、これらの音楽プロデュースはすべて小林武史が務めている。"岩井俊二監督作品に小林武史あり”と言われるほど、ふたりのケミストリーによって生み出される突出した世界観は、 国内外問わず、世代を超えて愛されている。岩井監督の音楽映画の歴史が始まった処女作『スワロウテイル』は、公開から27年経つが、色褪せることなく日本を代表する映画として語り継がれている名作だ。主人公グリコを演じたCharaによる架空のバンド、YEN TOWN BAND。完全アナログレコーディングで録音された1stアルバム「MONTAGE」は、音楽のみならず様々なカルチャーに影響を与えた。それから5年後、インターネット小説から始まった実験的な映画『リリイ・シュシュのすべて』の劇中カリスマボーカリスト・Lily Chou- Chouを演じたSalyuは、そのまま現実世界に飛び出し、J-POPの枠を超えたと言われるアルバム「呼吸」は、20年以上経ったいまも根強く愛され続けている。そして2023年ー満を辞して最新音楽映画『キリエのうた』で、歌うことでしか声が出せない路上ミュージシャン Kyrie を演じているアイナ・ジ・エンド。映画公開時期に合わせて、10月18日に映画の中から飛び出しKyrieとしての1stデビューアル バム「DEBUT」がリリースされる。

そして、この度、『キリエのうた』の公開を記念して岩井俊二監督の映画で小林武史がプロデュースを手がけたアーティストより、本作の主演を勤めたあげたKyrieことアイナ・ジ・エンドを初め、『スワロウテイル』で主人公を演じたYEN TOWN BANDの歌姫グリコことChara、 『リリイ・シュシュのすべて』で現実世界に降り立ったLily Chou-ChouことSalyu、さらにミュージシャンとして小林武史、名越由貴夫、椎野恭一、キタダマキ、四家卯大、カマタミズキがYEN TOWN BANDのコーラスに参加するなど、個性豊かなアーティスト達を迎え、劇中で披露されていた曲が多数演奏される一夜限りのスペシャルライブ「円都LIVE」が開催されることとなった。ライブのタイトルになっている「円都」とは、「スワロウテイル」に登場する架空都市。その架空都市の美術演出を務めた種田陽平が、本ライブの舞台美術を務めているところも見逃せない。 時代をまたいで「円都」にアーティストが集い、岩井俊二×小林武史の創造世界を表現する貴重な一夜となる。

【小林武史コメント】
映画「キリエのうた」で劇中アイナ・ジ・エンドが演じるアーティスト「Kyrie」のデビューアルバム「DEBUT」のお披露目としてライブの構想を練っていたところ、25 年以上経った今も語り歌い継がれている「YEN TOWN BAND」、そして最近のハリウッド映画でも楽曲がカバーされた「Lily Chou-Chou」とのコラボレーションを思いつきました。
Chara、Salyuに参加を承諾してもらえ、なんとも豪華な展開になりました。時を同じくして「百年後芸術祭」を立ち上げていく中で 、圧倒的な力を見せつける自然と、おそらく止めようがないであろうテクノロジーの進歩を取り込みながら、新しいパフォーマンスのあり方を追求し、表現するクリエイティブチーム「Butterfly Studio」が生まれました。 それらを結びつけるアイデアを思いついた時に、直感的につながり、混じり合うだろうという予感がありました。 岩井俊二監督との「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」「キリエのうた」の音楽映画 3 作で生まれた楽曲は、時代を超えて「Butterfly Studio」の アート性とエンターテインメントの境界をも行き来する表現とともに、1 つの協奏組曲と呼べるものを作り得ると思っています。 哲学者のマルクス・ガブリエルが言う「存在するものの全体感、つまり世界の在り方に惑わされず、重なり合う、個別の事柄に、その 複雑さ、豊かさを、追求し受け入れていく姿勢」ーー百年後の未来をイメージする中、東京湾を挟んでメガ都市、東京と対峙しつ つシームレスな連なりを持つことのできる場としての千葉県、そしてこの芸術祭の活動拠点の 1 つになる「KURKKU FIELDS」において、この「円都 LIVE」が行われることで、場の持つ感性と共振していくだろうと考えます。

円都 LIVE(エントライブ)

日程:2023 年 10 月 21 日(土)
開場:10:00(LIVEエリアは16:00) 開演:17:00(終演19:30予定)
会場:KURKKU FIELDS(千葉県木更津市)
出演:
・YEN TOWN BAND(Vocal:Chara、Chorus : カマタミズキ)
・Lily Chou-Chou(Vocal:Salyu)
・Kyrie(Vocal:アイナ・ジ・エンド)
バンドメンバー:
小林武史(Keyboards) 名越由貴夫(Guitar) キタダ マキ(Bass) 椎野恭一(Drums) 四家卯大(Cello)

チケット:全自由 ¥7,700(税込/整理番号付き)
問い合わせ先:内房総アートフェス実行委員会 info@uchiboartfes.com

1 先行受付 8 月 28 日(月)10:30 より受付開始
受付:各アーティストファンクラブ/百年後芸術祭
https://100nengo-art-fes.jp/2023/08/28/ento_live/
2 その他先行 9 月 4 日(月)より受付開始
※詳細は各プレイガイドの URL にてご確認ください。
ローチケ:https://l-tike.com/entolive/
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/entolive-c/
e+:https://eplus.jp/entolive/
3 一般発売:2023 年 9 月 23 日(土) 10:00〜 各プレイガイドにて販売開始

主催:内房総アートフェス実行委員会
企画・制作:Butterfly Studio/(株)LIVE 後援:KURKKU FIELDS

映画『キリエのうた』予告

映画『キリエのうた』60秒予告【10月13日(金)公開】

www.youtube.com

出演者:アイナ・ジ・エンド 松村北斗 黑木華 / 広瀬すず
村上虹郎 松浦祐也 笠原秀幸 粗品(霜降り明星) 矢山花 七尾旅人 ロバート キャンベル 大塚愛 安藤裕子 鈴木慶一 水越けいこ 江口洋介 吉瀬美智子 樋口真嗣 奥菜恵 浅田美代子 石井⻯也 豊原功補 松本まりか 北村有起哉

原作・脚本・監督 岩井俊二 『キリエのうた』(文春文庫刊)
音楽 小林武史
主題歌 「キリエ・憐れみの讃歌」Kyrie (avex trax)
企画・プロデュース 紀伊宗之(『孤狼の血』シリーズ『シン・仮面ライダー』『リボルバー・リリー』 他)
製作プロダクション:ロックウェルアイズ
配給:東映
©︎2023 Kyrie Film Band

10 月 13 日(金)より全国公開