ペドロ・アルモドバル監督最新作『パラレル・マザーズ』が、11月3日(木・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町他にて全国公開となります。この度、予告編と場面写真を解禁されました。

© Remotamente Films AIE & El Deseo DASLU

★愛と絆の新たな形を描く衝撃の感動作─

自らの人生を投影した前作『ペイン・アンド・グローリー』で、引退同然の映画監督が再び創作に生きる力を取り戻すまでを描き、世界各国から絶賛されたペドロ・アルモドバル監督。待望の最新作では、ライフワークでもある母の物語に戻り、同じ日に母となった二人の女性の数奇な運命と不思議な絆、そしてこの困難な時代における生き方を描いている。新たなアプローチで深く広く多様な世界観を作り上げた、アルモドバル渾身の一作。7度目のタッグとなるアルモドバル監督と主演ペネロペ・クルスの黄金コンビが贈る衝撃のヒューマン・ドラマがいよいよ日本上陸!

解禁となった場面写真では、切なく悲しげな表情で赤ちゃんを見つめるジャニスとアナのショットや、妊婦姿のペネロペ・クルスなどが切り取られている。その他、料理をしながら楽しそうに話すジャニスとアナのカットも。

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同時に解禁となった予告編は、ジャニス(ペネロペ・クルス)の出産シーンから始まる。娘と対面した父親に、「DNA検査をしたほうがいい」と言われたことで状況が一転。「心配事をなくすためよ」と、自分に言い聞かせながら娘の検体を採取する様子や、「最愛の娘は、他人の子でした」という衝撃のナレーションにのせて激しく動揺するジャニスの表情が映し出される。同じ日に母となったアナ(ミレナ・スミット)に「娘さんの父親はどんな人?」と聞くと、アナは「誰かわからない」と返す。そして突如、「娘が亡くなった」と打ち明けるアナの姿や、「かわいい子」、「あなたを愛している」と涙ぐむジャニス。またその中で、年老いたジャニスのおばが「私の夢は家族がいつかひとつになること」と願うシーンも見受けられる。ジャニスを取り巻く背景と波乱の展開とは―?

2人のシングルマザーがどのような運命を辿っていくことになるのか今秋注目の作品だ。

『パラレル・マザーズ』予告篇

11/3公開『パラレル・マザーズ』予告篇

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また、同時にペドロ・アルモドバル監督最新作『THE HUMAN VOICE』(原題)が邦題ヒューマン・ボイスとして11月3日(木・祝)より日本公開されます。本作は、ジャン・コクトーの戯曲「人間の声」を題材に、監督初の全編英語で映画化した短編作品です。

『パラレル・マザーズ』【STORY】
フォトグラファーのジャニス(ペネロペ・クルス)と17歳のアナ(ミレナ・スミット)は、出産を控えて入院した病院で出会う。共に予想外の妊娠で、シングルマザーになることを決意していた二人は、同じ日に女の子を出産し、再会を誓い合って退院する。だが、ジャニスはセシリアと名付けた娘と対面した元恋人から、「自分の子供とは思えない」と告げられる。そして、ジャニスが踏み切ったDNAテストによって、セシリアが実の子ではないことが判明する。アナの娘と取り違えられたのではないかと疑ったジャニスだったが、激しい葛藤の末、この秘密を封印し、アナとの連絡を絶つことを選ぶ。それから1年後、アナと偶然に再会したジャニスは、アナの娘が亡くなったことを知らされる──。

監督・脚本:ペドロ・アルモドバル (ペイン・アンド・グローリー/ボルベール〈帰郷〉)

出演:ペネロペ・クルス ミレナ・スミット イスラエル・エレハルデ アイタナ・サンチェス=ギヨン ロッシ・デ・パルマ フリエタ・セラーノ

2021/スペイン・フランス/スペイン語/123分/カラー/5.1ch/ドルビーデジタル/アメリカンビスタ 原題:MADRES PARALELAS 字幕翻訳:松浦美奈 R15+
配給・宣伝:キノフィルムズ 
提供:木下グループ

© Remotamente Films AIE & El Deseo DASLU 

twitter:@pm_movie_jp

11月3日(木・祝)  ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテ他公開
『ヒューマン・ボイス』同時公開