フランス映画界の名優であり『さすらいの女神たち』(10)など数々の監督作でも知られるマ チュー・アマルリックの最新作で、昨年のカンヌ国際映画祭[カンヌ・プレミア]に選ばれた『SERRE MOI FORT (英語題:Hold Me Tight)』が『彼女のいない部屋』の邦題で、2022 年 8 月 26 日(金)より全国順次公開されることが決定しました。

作家性の強い映画から『007』まで、縦横無尽に活躍する俳優マチュー・アマルリックの監督としての最新作は、物語の詳細を知らないままに見てほしい、誰も見たことのない新たな表現に到達した感動的な傑作。
主演は今最も輝いているヨーロッパ女優ヴィッキー・クリープス。

昨年のカンヌ国際映画祭で新設された[カンヌ・プレミア]部門に選ばれ、フランスのアカデミー賞といわれる「セザール賞」では各主要部門にノミネートされたフランス映画『SERRE MOI FORT(英語題:Hold Me Tight)』が『彼女のいない部屋』の邦題で、2022 年 8 月 26 日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国順次公開されることが決定した。

© 2021 - LES FILMS DU POISSON – GAUMONT – ARTE FRANCE CINEMA – LUPA FILM

監督は、マチュー・アマルリック。アルノー・デプレシャン、オタール・イオセリアーニ、ウェス・アンダーソン、黑沢清ら名監督作品への出演や『007/慰めの報酬』での強烈な悪役まで俳優として大人気なのはもちろんだが、実は監督としてもトップクラス。本格的な⻑編監督第一作の『さすらいの女神たち』ではカンヌ映画祭監督賞・国際映画批評家連盟賞を受賞し、2017 年の『バルバラ セーヌの黒いバラ』はカンヌ映画祭ある視点部門の開幕作に選ばれた。

そのアマルリックの「実は最高傑作ではないか?」とフランス国内で絶賛が寄せられているのが、最新作『彼女のいない部屋』である。海外資料にあるストーリーは「家出をした女性の物語、のようだ」という1行のみ。フランス公開時にも、物語の詳細は伏せられ、展開を知らない観客が、ある真実に気づいたときに大きな衝撃で心が動揺するほど感動したという作品だ。

主演はポール・トーマス・アンダーソン監督のアカデミー賞受賞作『ファントム・スレッド』や M・ナイト・シャマラン『オ ールド』、ミア・ハンセン・ラヴ監督の『ベルイマン島にて』で今最も輝いているヨーロッパ女優と言われるヴィッキー・クリ ープスがつとめる。
今夏の公開に注目が集まります。

監督・脚本:マチュー・アマルリック
俳優としての代表作に『そして僕は恋をする』(97)、『キングス&クイーン』(04)、『ミュンヘン』(05)、『潜水服は蝶の夢を見る』(07)、『クリスマス・ストーリー』(08)、『007 慰めの報酬』(08)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)など。監督としては 1997 年に中⻑編『ス ープをお飲み』を発表。『さすらいの女神たち』(10)でカンヌ映画祭監督賞・国際映画批評家連盟賞受賞。『バルバラ セーヌの黑いバラ』 (17)はカンヌ映画祭ある視点部門公式出品。本格的⻑編として本作は 4 作目となる。

原題:SERRE MOI FORT /英語題:HOLD ME TIGHT
監督: マチュー・アマルリック
出演:ヴィッキー・クリープス(『ファントム・スレッド』『オールド』)、アリエ・ワルトアルテ(『Girl/ガール』) 2021年|フランス|97分|DCP|カラー|日本語字幕:横井和子
配給:ムヴィオラ

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8月26日(金)より、Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開