映画『掘る女 縄文人の落とし物』が7月下旬よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開が決定致しました。

2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録され、再評価が進む縄文文化。今から約1万6千年~3千年前に作られた奇妙なデザインの土器や、どこか可愛げのある造形の土偶の謎は、多くの現代人を惹き付けてやみません。

しかし、本作が光を当てるのは、その「発掘」に魅せられた女性たち。
『≒草間彌生 わたし大好き』『氷の花火 山口小夜子』が話題となった松本貴子監督の最新作は、縄文遺跡の発掘調査に携わる女性たちを3年間にわたって記録したドキュメンタリーです。圧倒的に男性優位の考古学界で、汗みどろになりながらスコップを地面に這わせる彼女たちが、あなたを縄文時代へと誘います。
ナレーションは「銀河鉄道999」のメーテル役で知られる池田昌子が“時空を超える声”で担当しています。劇中では一部、スソアキコさんのイラストによる可愛らしいアニメーションも使用されています。

公開決定にあたり、映画から特報予告と場面写真が解禁されました。

(c)2022 ぴけプロダクション

(c)2022 ぴけプロダクション

また、特報予告では池田のナレーションも少し聞くことができます。
縄文遺跡の発掘調査に関わる女性たちを、松本監督ならではの個性で、3年間に渡って追った“泥臭くてラヴリー”な発掘ドキュメンタリー映画の一端が垣間見えます。

『掘る女』 特報

掘る女 特報 STEREO 1080

youtu.be

監督:松本貴子(『氷の花火 山口小夜子』『≒草間彌生 わたし大好き』) 
出演:大竹幸恵、八木勝枝、伊沢加奈子ほか
ナレーション:池田昌子
撮影:門脇妙子、金沢裕司
音楽:川口義之(栗コーダーカルテット)
音楽プロデュース:井田栄司
編集:前嶌健治
タイトル文字・イラストレーション:スソアキコ
アニメーション:在家真希子、岸本萌
考古学監修:堤隆
オンライン編集:石原史香
音響効果・整音:高木創(※「高」ははしごだかが正式)
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立
行政法人日本芸術文化振興会
2022年/日本/111分/カラー/DCP

製作・配給:ぴけプロダクション 
配給協力・宣伝:プレイタイム
(c)2022 ぴけプロダクション

【Twitter】@horuonna2022

7月下旬、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開