2013年度賞レースを席巻した、史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた問題作『凶悪』で注目を集め、恋愛ミステリーに挑戦した『彼女がその名を知らない鳥たち』や、警察とやくざの血で血を洗う攻防戦を過激な描写も辞さずに描いた『孤狼の血』でも数々の映画賞を獲得しただけでなく、高い支持を得ている、今日本映画界で最も注目される白石和彌監督が、注目の作家・櫛木理宇の最高傑作を映画化。映画『死刑にいたる病』は5月6日(金)に全国公開します。

24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村から届いた冤罪証明の依頼をきっかけに、大学生・雅也が事件を独自に調べ始めるが、次第に榛村と事件に翻弄されていく姿を描いた本作。

この度、阿部サダヲ演じる連続殺人鬼・榛村が笑顔で近づく様子を収めた場面が到着‼

阿部サダヲ演じる榛村は、魅力的な人物で社会に溶け込む典型的な秩序型殺人犯。ターゲットは、黒髪で制服を校則通りに着る真面目そうな10代後半の少年少女たち。商店街で経営するパン屋「ロシェル」に通う常連をターゲットにすることもあった。犯行手口はターゲットと信頼関係を築くところから始まり、自然に接触し会話を増やす巧みな方法で計画的に進めていく。今回到着したのは、そのターゲットたちに笑顔で近づく様子を収めた場面写真の数々。阿部は役作りの際に、監督から歯のホワイトニングをするよう指示があったそうで、「あそこまで歯を白くしたのは初めて」と語っており、“殺人鬼”だとは思いもよらない、白い歯を輝かせた爽やかな笑顔を見せている。

©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会

©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会

©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会

©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会

また、あわせて狙われた24人もの若者たちを演じたキャストも明らかになった。すでに発表になっている根津かおる役の佐藤玲他、パン屋のロシェルに通う小松美咲役は神岡実希、スーパーでバイトする久保井早苗役は川島鈴遥、自転車の間違いをきっかけに親しくなる宮下陸役には大原由暉が演じる。そして、山時聡真、竹村浩翔、清水らら、と数々の若手俳優たちが出演している。阿部は共演を振り返り、「高校生役の子達が大変そうで、応えてあげたいと思った」と彼らの演技に触発されたと明かし、本編では阿部サダヲと若手俳優たちの化学反応が生まれている。驚愕のサイコサスペンス映画『死刑にいたる病』に、ますます注目です!

【24人のキャスト一覧】
佐藤玲、神岡実希、川島鈴遥、大原由暉、山時聡真、竹村浩翔、清水らら、梁軍、濱佑太朗、加藤剛、掛裕登、加賀義也、⻄岡⻯吾、松島さや、小倉優花、峰平朔良、木下美優、丸岡恵、建石姫来、桒原百花、千歳ゆず、汐里実栞、橋本乃依、三原羽衣

『死刑にいたる病』本予告篇

5月6日公開 映画『死刑にいたる病』本予告篇

youtu.be

【STORY】
理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった――

出演:阿部サダヲ 岡田健史
岩田剛典 / 宮﨑優 鈴木卓爾 佐藤玲 赤ペン瀧川 大下ヒロト 吉澤健 音尾琢真
/ 中山美穂

監督:白石和彌
脚本:高田亮 
原作:櫛木理宇「死刑にいたる病」(ハヤカワ文庫刊)

配給:クロックワークス   
©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会  
twitter:@SIYmovie

5月6日(金) 全国公開