国立新美術館においてダミアン・ハーストの国内初の大規模個展「ダミアン・ハースト 桜」が2022年5月23日まで開催されています。

イギリスを代表する現代作家であるダミアン・ハーストは、1988年、ゴールドスミス・カレッジ在学中に、学生と共に作品を展示した「フリーズ」展を主催。同展はハーストだけでなく、その他の新進アーティストのキャリアをスタートさせるきっかけになるとともに、「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBAs)」の誕生を示すものとなった。1995年にはターナー賞受賞。彫刻、インスタレーション、絵画、ドローイングといった様々な手法の創作活動で、生と死、過剰さ、儚さといったテーマを探求してきた。

2018年より始まった最新作である〈桜〉のシリーズでは、19世紀のポスト印象派や20世紀のアクション・ペインティングといった西洋絵画史の成果を独自に解釈し、色彩豊かでダイナミックな風景画を完成させた。

展示風景:ダミアン・ハースト《漢字桜》(2018)
photo©️saitomoichi

展示風景:ダミアン・ハースト《神聖な日の桜》(2018)
photo©️saitomoichi

展示風景:ダミアン・ハースト《生命の桜》(2019)
photo©️saitomoichi

本展はカルティエ財団によって開催された、ハースト初となるフランスでの個展「Cherry Blossoms」(2021年7月6日〜22年1月2日)の巡回展である。本展覧会のために、107点から成る〈桜〉のシリーズから作家自身が24点の大型絵画を選び、展示空間を作り上げた。

展示風景:ダミアン・ハースト《この桜より大きな愛はない》(2019)
photo©️saitomoichi

展示風景:左:ダミアン・ハースト《この桜より大きな愛はない》(2019)
photo©️saitomoichi

展示風景:ダミアン・ハースト《素晴らしい世界の桜》(2018)
photo©️saitomoichi

展示風景:ダミアン・ハースト《母の桜》(2018年)
photo©️saitomoichi

外には自然の桜が咲き誇る季節に、美術館の中でも幻想的な桜の風景に囲まれるダミアン・ハーストの日本初の大規模個展にぜひ、足を運んでみよう。

概要

会期:開催中〜2022年5月23日
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2
開館時間:10:00〜18:00(金土〜20:00) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:火(ただし5月3日は開館)
料金:一般 1500円 / 大学生 1200円 / 高校生 600円 / 中学生以下無料
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
公式サイト:https://www.nact.jp/exhibition_special/2022/damienhirst/

cinefil 読者チケットプレゼント

下記の必要事項、読者アンケートをご記入の上、「ダミアン・ハースト 桜」プレゼント係宛てにメールでご応募ください。
抽選の上2組4名様に、ご本人様名記名の招待券をお送りいたします。
記名ご本人様のみ有効のこの招待券は、非売品です。
転売業者などに入手されるのを防止するため、ご入場時他に当選者名簿との照会で、公的身分証明書でのご本人確認をお願いすることがあります。

☆応募先メールアドレス  miramiru.next@gmail.com
*応募締め切りは2022年4月17日 24:00 日曜日

記載内容
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2、年齢
3、当選プレゼント送り先住所(応募者の電話番号、郵便番号、建物名、部屋番号も明記)
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