作家・伊吹有喜の小説「今はちょっと、ついてないだけ」(光文社文庫 刊)を原作に、玉山鉄二主演、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』の柴山健次が監督を務め、千葉県茂原市、長野県千曲市、愛知県幸田町、長崎県島原市の4都市と共に製作された映画『今はちょっと、ついてないだけ』がいよいよ4月8日(金)より新宿ピカデリー他全国順次公開となります!

部屋に差し込む朝の光、コーヒーの香り、湖を渡る風・・・。シェアハウスと自然を舞台に、ゆったり流れる時間の中で、日々を丁寧に生きようとする不器用な大人達の輝きを見つめる映画が誕生した。 かつては人気カメラマンで、表舞台から姿を消した主人公・立花浩樹を演じるのは、『カフーを待ちわびて』以来13年ぶりの映画主演となる玉山鉄二
シェアハウスの仲間で家に居場所がない元テレビマン宮川良和に音尾琢真、将来に悩む美容部員の瀬戸寛子に深川麻衣、そして落ち目な芸人の会田健に団長安田(安田大サーカス)、ほか高橋和也ら個性豊かな面々が顔を揃える。

3人が暮らすシェアハウスでの場面写真と本編映像が解禁!

さらに、今回、劇場公開に先駆け、玉山鉄二演じる立花、音尾琢真演じる宮川、深川麻衣演じる瀬戸が集うシェアハウスで、一杯のコーヒーをきっかけに3人の距離がさらに縮まる、温かな交流を描いた場面写真と本編映像が解禁されました!

©2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会

©2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会

「応援したいじゃん」。シェアハウスのキッチンで夜食のホットサンドを作る宮川(音尾琢真)は、その様子を見つめる瀬戸(深川麻衣)に向かって、立花(玉山鉄二)への思いを静かに語り始める。「あの人、うちの田舎から出た唯一のスターだったから・・・知らないと思うけど、昔“ネイチャリング・シリーズ”っていう番組があってさ」という宮川に「覚えてます。焚火でハムエッグ焼いたり、コーヒーいれたりする」と瀬戸も記憶を手繰り寄せ「あれに出てたのって、確か・・」とシェアハウスの住人である立花がその本人だと気づいた瀬戸。すると宮川は「面白いなぁ。瀬戸っちが思い出したのが秘境じゃなくてメシってところが」と笑う。そして瀬戸が「厚切りハムと豆のスープ、食後に鼻腔を刺激する天使のコーヒー」と番組のナレーションを思い出して話しているところに立花がやってきた。そんな二人を見て「飲んでみます?」と天使のコーヒーを淹れることを提案し、「香りを強くするために、それなりにこだわっています」と豆を挽き始める立花。その様子を笑顔で見守る二人。立花が入れた一杯のコーヒーがそれぞれを癒し、三人の距離をさらに縮めていく様を映し出す場面だ。

『今はちょっと、ついてないだけ』コーヒーをシェアハウスで楽しむ温かな交流を描いた本編シーン&本予告

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玉山鉄二、音尾琢真、深川麻衣が演じる、不器用で一度は夢破れたシェアハウスの住人たちが、互いを思いやりながら共に過ごしていく中で、このあと、どう前向きに生きるキッカケを見つけていくのかー。何かとままならない現実の中、がむしゃらに生きることに少し疲れた私たちを優しく包む、共感あふれる物語をぜひ劇場で。

【STORY】
かつて秘境を旅する番組でカメラマンとして脚光を浴びながら、表舞台から姿を消した立花(玉山鉄二)。彼に写真を撮る喜びを思い出させ、以前とは違う形で再び自然へと導いたのは、シェアハウスに集う不器用な仲間たちとの笑顔の日々だった。失職したテレビマンの宮川(音尾琢真)、将来に悩む美容部員の瀬戸(深川麻衣)、復活を望む芸人の会田(団長安田)。立花も彼らも、ゆったり流れる時間の中で、それぞれの“心が本当に求めるもの”を見つけ出そうとしていた・・・。

監督・脚本・編集:柴山健次『流れ星が消えないうちに』(15)、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(18)

原作:伊吹有喜「今はちょっと、ついてないだけ」(光文社文庫 刊)

出演:玉山鉄二、音尾琢真、深川麻衣、団長安田(安田大サーカス)/高橋和也
かとうかず子、山村美智、奥山佳恵、川津明日香、Erna(MOS)、大友花恋、原沢侑高、コッセこういち、川田希、
横田美紀、 溝口琢矢、松木エレナ、忽那美穂

音楽:小川明夏 主題歌:「First day song」Age Factory(SPACE SHOWER MUSIC)

配給:ギャガ 
©2022映画『今はちょっと、ついてないだけ』製作委員会

オフィシャルTwitter:twitter@ima_tsui

4月8日(金)新宿ピカデリー他 全国順次ロードショー