アカデミー賞・グラミー賞W受賞のジェニファー・ハドソン主演で贈る、 この秋必見の音楽エンターテインメント大作『リスペクト』が、11月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショーとなります。

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映画デビュー作『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞受賞という快挙を成し遂げ、歌手としてもグラミ ー賞を制したジェニファー・ハドソンが、その圧倒的な歌声と演技力で主演を務める話題作がついに日本上陸!

ジェニファーが演じるのは、ローリング・ストーン誌が選ぶ「史上最も偉大な100人のシンガー」の第1位にも選ば れたソウルの女王アレサ・フランクリン。今回の映画化にあたっては、アレサ本人が生前にジェニファーを指名し、この運命的なキャスティングが実現。『ドリームガールズ』でジェニファーがオスカーを手にした直後から、長期間にわたりプロジェクトを進めてきた待望のエンターテインメント大作がついに公開される。

少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父、そして愛する夫からの束縛や裏切りだった。すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサの歌声は、同じ境遇にある人を勇気づけ、次第に世界を歓喜と興奮で包み込んでいく――。

この度、}11月5日(金)の日本公開に先立ち、10月29日(金)に<公開記念トークショー>を実施致しました!当日はエッセイストの犬山紙子さんをゲストにお迎えし、映画『リスペクト』に見る、【自己肯定感アップの法則】についてなどを、独自の視点で語っていただきました。

■日時:10 月 29 日(金)21:00~21:30 ※上映後
■場所:スペース FS 汐留 (東京都東新橋 1-1-16 汐留 FS ビル 3F)
■登壇(敬称略):犬山紙子(エッセイスト)

<イベントレポート>

『ドリームガールズ』でアカデミー賞受賞のジェニファー・ハドソンが歌姫アレサ・フランクリンを演じる、音楽エンターテインメントの傑 作『リスペクト』(11月5日公開)のプレミア試写会&トークイベントが10月29日都内で行われ、本作で初めてアレサ・フランクリンに触れたというエッセイストの犬山紙子がゲストとして登壇した。

犬山紙子さん(エッセイスト)

先んじて本作を鑑賞した犬山は「ダイレクトに染みわたるような歌声に圧倒された。ライブを見たような高揚感と共に、映画を観終わった後には、自分で自分をリスペクトできる作品。鳥肌の立つ映画でした」と大絶賛。差別と偏見蔓延る1960年代アメリカで 自ら道を切り拓いたアレサ・フランクリンの強さにも共感し「映画を観た後に自分の中に小さなアレサ・フランクリンを召喚したら、きっと勇気をくれる存在になりそう。映画からは自分を肯定するポジティブなパワーがダダ漏れ。観たら必ずパワーを貰えるので、これはいい連鎖になる!」と太鼓判だ。

アレサ・フランクリンには、父親や夫という、最も身近にいる男性からの束縛やDVという不運もあった。しかし犬山は「DVを振るわ れる関係性になると、共依存になってそこから抜け出せなくなるケースもある。それなのに彼女は自分の力で自立する決意を固めた。この映画は単なるサクセスストーリーではなく、困難から脱出しなければいけない辛さや、女性の戦いが描かれているので深く共 感できる。そんな彼女の人生と地続きで生まれた楽曲の歌詞がより刺さる!」と自立に目覚めたアレサの姿をリスペクト。その強さの源については「自分の中に『歌うこと』という聖域があったからではないか。自分にとっての『ナチュラル・ウーマン』になれる場所がしっかりと確保されたから強くなれたのだと思う」と分析した。

2018年に76歳で亡くなったアレサ・フランクリンは、生前「映画で自分のストーリーを描くならジェニファー・ハドソンに演じて欲しい」 と指名していたという。『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を受賞し、本作で見事アレサ・フランクリンを演じたハドソン はアレサ・フランクリンの代表曲『リスペクト』『シンク』『ナチュラル・ウーマン』『アメイジング・グレイス』などを劇中で熱唱する。

これに犬山は「言語が違うのにこんなに楽曲が染みるのはなぜか...。それはジェニファー・ハドソンがアレサを心からリスペクトし、彼女の人生の文脈を自分の中に落とし込んで、かつハドソンの技術が奇跡みたいに重なり合ったから。生で聞いているような迫力がありました。どの曲も骨身に響いてくるし、『アメイジング・グレイス』にはどんな人にも響く普遍性すら感じる。もはやアレサ・フランクリンとジェニファー・ハドソンによる相思相愛の魂のセッション!」と時代を超えたシスターフッド感に大興奮していた。

アレサ・フランクリンの逞しさは、現代に生きる私たちにも響くものがあるという。「コロナ禍で女性の格差が可視化された今、差別と戦うアレサ・フランクリンの姿からはパワーがもらえる。今こそ必要な映画であり、私にとっても今最も欲しい養分のような作品でした」 と熱く語る犬山。「パワフルだが優しく寄り添ってくれるようなストーリー。ゴスペルを歌いながらアレサ・フランクリンが自尊心を取り戻していく様にはカタルシスがあり、心が浄化される」と確信する。

犬山は現在4歳の子供を育児中で「この作品を通して楽曲『リスペクト』に込められた意味と歌詞を知ったので、4歳の娘と一緒に親子で聴きたい。娘にはこの楽曲にあるように、自分自身のことを“リスペクト”する人になってほしい」とも話す。日本公開に向けて「観終わった後に自分で自分をリスペクトしたくなるし、自分自身を受け入れることの重要さが、色々な形で表現されている映画。 楽曲の素晴らしさもさることながら、自尊心がぺちゃんこになったところから、それを取り戻していく物語でもあるので、辛い思いを抱 えている方、しんどい方、元気が欲しいと思っている方にテキメンに効く映画だと思います」と終始『リスペクト』をリスペクトしていた。

『リスペクト』予告

『リスペクト』予告 <2021年11月5日(金)公開>

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<STORY>
私を輝かせるのは、この“声”。
少女のころから抜群の歌唱力で天才と称され、煌びやかなショービズ界の華となったアレサ(ジェニファー・ハドソン)。しかしその裏に隠されていたのは、尊敬する父(フォレスト・ウィテカー)、愛する夫(マーロン・ウェイアンズ)からの束縛や裏切りだった。極限まで追い詰められる中、すべてを捨て自分の力で生きていく覚悟を決めたアレサは、ステージに立ち観客にこう語り掛ける。「この曲を、不当に扱われている全ての人に贈ります」 自らの心の叫びを込めたアレサの圧倒的な歌声は、やがて世界を歓喜と興奮で包み込んでいく――。

出演:ジェニファー・ハドソン『ドリームガールズ』、フォレスト・ウィテカー『ラストキング・オブ・スコットランド』、マーロン・ウェイアンズ『G.I.ジョー』、メアリー・J.ブライジ
監督:リーズル・トミー 脚本:トレイシー・スコット・ウィルソン
原題:RESPECT/アメリカ/2021年/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/146分/字幕翻訳:風間綾平
配給:ギャガ
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11月5日(金) TOHO シネマズ 日比谷他 全国ロードショー