テクノロジーと快適な空間による新たな映像体験を提供するシアターギルド代官山(6月1日オープン)が、渋谷を拠点に発展してきたミニシアターのインディペンデント・カルチャーを継承し、次の時代へ向けてアップデートしていきます。
その第一歩として、ミニシアターカルチャーの発信地であり、5月20日に惜しまれながらも閉館したアップリンク渋谷へのトリビュート企画「ありがとう、アップリンク渋谷」特集上映が開催されます。

シアターギルド代官山は、シアターギルド社が発明・開発した高音質ヘッドフォンで新しい劇場体験を提供する上映システム「サイレントシアター®️」を備えた映画館です。居心地のよさを追求した内装設計も特徴的で、 館内にはバーカウンターやソファなど大小さまざまな世界の銘品チェアが並び、観客が各々の自由なスタイルで映画を快適に楽しめます。

シアターギルド代官山が今回の特集上映を企画した背景には、コロナ禍で風前の灯となっているミニシアタ ーの火を消してはいけないという思いと、アップリンク渋谷が発信してきた渋谷のミニシアターカルチャーを代官山で受け継いでいくことへの映画界における意義があります。

アップリンク渋谷が惜しまれながらも閉館を迎え、その流れを受け継ぐべくオープンしたのが、シネコンや従来の単館系映画館とは上映システムも観客の視聴スタイルもまったく異なる新たな映像体験を提供するシアタ ーギルド代官山です。

「ありがとう、アップリンク渋谷」特集上映では、今までの数多くのアップリンク配給作品の中から、代表的な7作品をご紹介し、2週間にわたって開催されます。アップリンクが作り上げてきたミニシアターカルチャーの軌跡を辿るラインナップになります。

「ありがとう、アップリンク渋谷」特集上映

概要:閉館したアップリンク渋谷への敬意を込め、 今も、常に、インディーズ映画シーンを牽引し続けるアップリンクによる配給作品を2週間上映。 アップリンクの作り上げてきた軌跡を辿るラインナップになります。

チケット発売日:6月23日(水)

期間: 2021年6月30日(水)~7月13日(火)
各回18時開場、19時上映開始
*各回18時より開場し、19時上映開始まで館内で各種ドリンクをご注文頂けます。
会場:シアターギルド代官山
(東京都渋谷区猿楽町11-6サンローゼ代官山103区画)

【ラインナップ】

6月30日(水)、7月10日(土)
『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』
 監督:ジョン・メイブリィ

7月1日(木)、7月7日(水)
『ふたりの人魚』
  監督:ロウ・イエ

7月2日(金)、7月8日(木)
『アカルイミライ』
 監督:黒沢清

7月3日(土)、7月9日(金)
『わたしはロランス』
 監督:グザヴィエ・ドラン

7月4日(日)、7月13日(火)
『エンドレス・ポエトリー』
 監督:アレハンドロ・ホドロフスキー

(C) 2016 SATORI FILMS, LE SOLEIL FILMS Y LE PACTE
photo:(C)Pascale Montandon-Jodorowsky

7月5日(月)、7月11日(日)
『BLUE ブルー』
 監督:デレク・ジャーマン

7月6日(火)、7月12日(月)
『ストロベリーショートケイクス』
  監督:矢崎仁司

チケット販売ページ:https://theaterguild.co/movie/

2021年6月30日(水)~7月13日(火) シアターギルド にて開催