フランス中の女性が共感した、ベストセラー恋愛小説の映画化作品『シンプルな情熱』の特別予告編動画が到着

原作は、ノーベル文学賞にも候補に名を連ねるフランス現代文学の頂点、作家アニー・エルノーが1991年に発表した作品。自身の実体験が赤裸々に綴られ、日本でも時代をリードし続ける人気作家から熱く支持され、大反響を巻き起こした。

パリの大学で文学を教える教師のエレーヌは、年下で既婚者のロシア外交官アレクサンドルとパーティで知り合い恋に落ちる。昼下がりに、自宅やホテルで逢瀬を重ね、彼との抱擁にのめり込んでゆくエレーヌだったが…。

エレーヌには『若い女』(2017)でリュミエール賞有望女優賞を受賞した、実力派レティシア・ドッシュ。アレクサンドルを演じるのはセルゲイ・ポルーニン。19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルに選ばれた2年後、人気絶頂の真っただ中で突如として退団を発表。現在は全身にタトゥーをまとう異端のダンサー、そして俳優としての新たなステージを竜巻のごとく席巻中の危険な香りを放つアーティスト。

レバノン出身のダニエル・アービッド監督が、女性ならではの視点で、原作のスピリットを忠実に映画化することに成功。2020年カンヌ国際映画祭に公式選出され絶賛された。恋という名の情熱とは、自分自身を発見し、人生をさらに自由に羽ばたくためのギフトだと教えてくれる、甘く切ない愛と官能の物語が誕生。

セルゲイ・ポルーニン 特別予告編動画

『シンプルな情熱』セルゲイ・ポルーニン 特別予告

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この度公開された【セルゲイ・ポルーニン 特別予告編動画】は、エレーヌの視点から見た、美しくも気まぐれなアレクサンドル(セルゲイ・ポルーニン)の様々な表情が紡がれている。「車を飛ばしてきた」と語り 勢いよく服を脱ぎ 激しく情事を。それを終えたあと見せる、リラックスした表情。後ろからエレーヌ(レティシア・ドッシュ)に抱きつく。目が合ったときに優しくふと微笑む。「会うのをやめるべきだがやっぱりムリだ」とキーチェーン越しに美しくすっと腕を伸ばし、エレーヌを引き寄せる。抱きしめながら耳元で「愛しい人」と囁く…

劇中でも使用されるフライング・ピケッツの名曲「Only You」を背景に、セルゲイ・ポルーニンの美しさを堪能でき、観る者をドキドキさせるエモーショナルな特別予告が完成した

<STORY>
去年の九月以降、私は、ある男性を待つこと以外、何ひとつしなくなった―
パリの大学で文学を教えるエレーヌはあるパーティでロシア大使館に勤めるアレクサンドルと出会い、そのミステリアスな魅力に強く惹かれたちまち恋におちる。自宅やホテルで逢瀬を重ねる度に、彼との抱擁がもたらす陶酔にのめり込んでいく。今まで通り大学での授業をこなし、読書も続け、友達と映画館へも出かけたが、心はすべてアレクサンドルに占められていた。年下で気まぐれ、妻帯者でもあるアレクサンドルからの電話をひたすら待ちわびる日々の中、エレーヌが最も恐れていたことが起きてしまう──。

『シンプルな情熱』は7月2日(金)Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー

2020 年カンヌ国際映画祭 公式選出作品
2020 年サン・セバスティアン国際映画祭 コンペティション部門出品

原作:アニー・エルノー「シンプルな情熱」(ハヤカワ文庫/堀茂樹訳)
監督:ダニエル・アービッド
出演:レティシア・ドッシュ『若い女』、セルゲイ・ポルーニン『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』、ルー=テモー・シオン、キャロリーヌ・デュセイ、グレゴワール・コラン 
フランス・ベルギー/フランス語・英語/2020/99 分/R18+
原題:Passion simple/日本語字幕:古田由紀子
配給・宣伝:セテラ・インターナショナル/宣伝協力:テレザ