遊園地の跡地にできたショッピングモールのメリーゴーランドで働く宇⽥みこ。好きになる男には常に本命がいて、“恋愛体質純情セカンド”状態の⽇々を送っている。次々訪れる出会いと別れの中、⽇常と⾮⽇常の境界線も超え、宇⽥みこの奮闘は続く…!果たして宇⽥みこは好きな⼈の⼀番⼿になれるのか?

⾳楽×映画の祭典・MOOSIC LAB(ムージック・ラボ) から誕⽣した恋愛映画のヒット作「おんなのこきらい」(14)、「⽉極オトコトモダチ」(18)…そのちょっと歪な恋愛映画の歴史にまた新たな1本が誕⽣。すべてのすれ違った愛への讃歌、または諸⾏無常のラブストーリー『男の優しさは全部下心なんですって』!

**6/11(金)より公開となった映画『男の優しさは全部下心なんですって』の舞台挨拶が 6/12(土)に新宿シネマカリテにて行われ、主演・辻千恵、水石亜飛夢、のむらなお監督が登壇しました。

©ZCC/SPOTTED 2020

本作は大学時代に制作した「からっぽ」(18)で PFF アワード 2018のホリプロ・エンタテインメント 賞を受賞したほか下北沢映画祭、田辺・弁慶映画祭などに入選し、単独公開も果たしたのむらなお監督の最新作。辻演じる人を全力で愛するが、常に二番手になってしまう恋愛体質の女性 ・宇田みこを姿をポップで毒気のある世界観と共に描いた異色のラブストーリー。みこのバイト先の友人で良き相談相手・日向亮を水石が演じた。

「男友達に恋愛の相談ををした時、『男の優しさは全部下心なんだから、騙されるな』と怒られたことが制作のきっかけ」と語るのむら監督。『男の優しさは全部下心なんだそうなんだけど、みんなはどう思う?』と問い掛けたかった」と続けた。

本作でMOOSIC LAB 2019女優賞を受賞した主演の辻は作品について、「撮影中は後のことまであまり考えられなかったんですが、完成した作品を観て、最後まで諦めずに演じてよかったと思いました。 いろいろな感謝が浮かぶ作品です。」と感想を語る。

辻千恵さん

水石も「映画らしく、みんなの力で作りあげることができた作品。劇場で公開出来て感慨深いです。」と語った。 辻と水石が互いの印象について語る場面も。 水石は「辻さんはクリアで透明な雰囲気。穏やかな空気が流れているような人。」と語る。 辻は水石の印象について、「現場にいてくれるだけでとにかく安心感がすごい。撮影中悩んでいた時、アイス食べようと誘ってれました。」と語ると会場からは笑いが起こった。

水石亜飛夢さん

最後には「恋愛という人生において大きなものがテーマな作品。
主人公のみこや、その周りの男たちに自分を重ねて併せて繰り返してご覧いただけたら」(水石)
「この映画で⻑い旅ができて幸せでした。(演じた)みこを通して、楽しいでも、嬉しいでも、日常とは違う気持ちになって頂ければ嬉しいです」(辻)
「いろいろなことがあっても、それでも誰かと信じようとする主人公の姿を通して、恋は素晴らしい と思って頂ければ幸いです。」(のむら)とそれぞれメッセージを送った。
映画『男の優しさは全部下心なんですって』は全国順次公開中。

『男の優しさは全部下心なんですって』予告編

映画「男の優しさは全部下心なんですって」予告編

youtu.be

Story
遊園地の跡地にできたショッピングモールのメリーゴーランドで働く宇田みこ。好きになる男には常に本命がいて、“恋愛体質純情セカンド”状態の日々を送っている。次々訪れる出会いと別れの中、日常と非日常の境界線も超え、 宇田みこの奮闘は続く・・・!
果たして宇田みこは愛する人の一番手になれるのか?

辻千恵、水石亜飛夢、森蔭晨之介、五味未知子、田中俊介、田中真琴、こだまたいち、安倍乙、木口健太、上田操、加藤才紀子/原田大二郎

監督・脚本・編集:のむらなお
音楽•劇中歌:DJ後藤まりこ|撮影:早坂伸(JSC)|録音・整音:柳田耕佑
着ぐるみデザイン・制作:なみちえ|ヘアメイク:田口彩華|衣装:杉本仁紀
スチール:福田啓道、みてぃふぉ|美術・小道具制作:門田亜里砂
制作担当:稲垣亮太|助監督:竹内亜蘭、門田亜 里砂|グレーディング:有賀遼
企画・配給:絶好調ちっちゃいもの倶楽部
配給協力:SPOTTED PRODUCTIONS
|カラー|アメリカンビスタ|5.1ch|72min
©ZCC/SPOTTED 2020
宣伝協力:MAP
公式Twitter @shitagokoro2019

新宿シネマカリテほか全国順次公開中!