「鳴滝」は、日本の秀作・インディペンデント映画を中心に、日本国内のみならず、世界へ配信することを目的とした京都発のプロジェクト「鳴滝」がスタートいたします。
「鳴滝」というネーミングには、現在の京都市右京区に暮らした山中貞雄、稲垣浩ら京都の映画人が製作会社の枠を超えて結成した脚本家集団「鳴滝組」へのオマージュの意を込めています。
スタート時は国内のみ配信、数ヶ月後に世界配信を予定しています。

山中貞雄監督 稲垣浩監督 八尋不二(脚本家)
写真提供 京都文化博物館

「鳴滝」<企画>内容(2021年3月18日現在)

1、松竹株式会社全面協力による企画が決定。世界的巨匠溝口健二監督の超大作『元禄忠臣蔵』のほか、吉田喜重監督『ろくでなし』『血は渇いてる』『甘い夜の果て』、前田陽一監督『スチャラカ社員』『命のお値段』 『坊ちゃん』、渋谷実監督『てんやわんや』『好人好日』『酔っ払い天国』を特集配信、古典作品に21世紀の新たなる光を充てます。
2、神戸映画資料館、マツダ映画社提供の貴重なコレクションから、未ソフト化のサイレント映画に、新たな伴奏をつけて配信します。
3、映画批評家でもある荻野洋一監督の『ウイリアム・テロル,タイ・ブレイク』(未ソフト化)を配信します。
4、三池崇史監督のカルトムービーの傑作であり、劇場未公開の『牛頭』を日本国内初配信します。
5、篠原哲雄監督の初期の傑作『草の上の仕事』(爆笑問題太田光主演)を配信します。
6、『ローリング』の冨永昌敬監督『コンナオトナノオンナノコ』を配信します。

配信開始予定 2021年6月初頭。

現在、「鳴滝」スタートにあたり、下記サイトでクラウドファンディングを実施中!
開発支援をお願いいたします!
https://motion-gallery.net/projects/narutaki_films

■配信作品の作品情報を併せて掲載。
■作品の監督や俳優のインタヴューを掲載。第一回は吉田喜重監督インタヴュー(インタヴュアー上野昂志)
■秀でた作品、注目すべき作品の批評を、著名な批評家により随時掲載。