第 70 回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)の受賞を皮切りに、昨年から今年にかけて、世界中の映画祭を賑わせた新進気鋭の女性映画監督エリザ・ヒットマンによる「Never Rarely Sometimes Always(原題)」の邦題が『17 歳の瞳に映る世界』に決定し、7 月に TOHO シネマズ シャンテ他にて公開いたします。

『ムーンライト』『ビール・ストリートの恋人たち』
バリー・ジェンキンスら製作陣が贈る少女たちの勇敢な旅路。

ペンシルベニア州に住むオータムは、友達も少なく、目立たない 17 歳の高校生。ある日、オータムは自身が予期せず妊娠していたことを知る。ペンシルベニアでは未成年者は両親の同意がなければ中 絶手術を受けることができない。同じスーパーでアルバイトをしている従妹であり親友でもあるスカイラーは、オータムの異変に気付き、 金を工面し、ふたりで中絶に両親の同意が必要ないニューヨークに向かう......。

※写真左:タリア・ライダー(スカイラー役)、右:シドニー・フラニガン(オータム役)
© 2020 FRIENDS IN TROUBLE LLC / FOCUS FEATURES LLC

★★★★★力強く、深い感動を与えてくれる。――The Observer

世界中で脚本賞などの映画賞を多数受賞!
世界が認める大注目作品『17 歳の瞳に映る世界』

監督のエリザ・ヒットマンは、自身監督2作目の性的アイデンティティに悩む青年を描いた『ブルックリンの片隅で』(17/劇場未公開)で、2017 年サンダンス映画祭監督賞を受賞し、一躍注目を集めた新進気鋭の女性監督。 主役のオータムを演じたシドニー・フラニガンは、本作が長編映画デビューでありながら、等身大の演技が絶賛され、第 86 回ニューヨーク映画批評家協会主演女優賞、第 41 回ボストン映画批評家協会主演女優賞など、 数々の俳優賞を獲得している。
誰もが言葉に出せないままに直面している苦しみや生きづらさ、それでも、支えてくれるかけがえのない友人の存在...17 歳の少女の瞳を通して浮かび上がるこの世界をみずみずしく活写した新たな傑作が誕生した。

監督・脚本:エリザ・ヒットマン

出演:シドニー・フラニガン タリア・ライダー セオドア・ペレリン ライアン・エッゴールド シャロン・ヴァン・エッテン

製作総指揮:ローズ・ガーネット、バリー・ジェンキンス
音楽:ジュリア・ホルター
2020 年/アメリカ/101 分/ユニバーサル作品
配給:ビターズ・エンド、パルコ
原題:Never Rarely Sometimes Always
© 2020 FRIENDS IN TROUBLE LLC / FOCUS FEATURES LLC

7 月、TOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー!