映画監督の紀里谷和明が新たに手がける作品 『新世界』のパイロット映像を公開されました。

『新世界』は、紀里谷和明が長年にわたり企画構想を温めてきた近未来の東京を舞台にした作品で、最先端CG技術を生かし、これまで誰も見たことのない新しい表現に挑戦しています。

作品づくりの第一歩となるパイロット映像制作にあたり、クラウドファンディングプロジェクトを「Makuake」で実施。903人の方から総計約1,400万円もの支援となり、紀里谷和明が長年パートナーを組むCGプロダクションのエヌ・デザインが制作いたしました。

本作品には俳優の山田孝之とGACKTの出演が決定しており、主題歌はLux Omnia Vincit(ラックス オムニア ヴィンセット)が提供し、ボーカルを女優の黒木華さんが担当しています。

『新世界』
紀里谷和明コメント付きパイロットムービー

『新世界』パイロットムービー 紀里谷和明コメント付きバージョン

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このパイロット版は、2022年公開に向けた長編『新世界』制作の第一歩であり、その長編実現に向け、これまでの協賛の概念を大きく変える試みが用意されており、協力企業パートナーを広く募集していくと同時に、映画会社、配信会社、劇場、プロデューサーなどのパートナーも探すという。

プロジェクトは下記のように発表されている。

「2020年、社会全体も私たちひとりひとりの日常生活もその前提は大きく崩れ、2021年を迎えた今もなお、先行きが見えない状況は世界中に深く影を落とし、クリエイティブの世界の中で生きる多くのクリエイターたちも厳しい状況に置かれています。そんな厳しい状況になったいまの時代だからこそ、作品の創作過程や発表方法、マネタイズのビジネスまでをアートと捉え、様々な制約条件の中でも真の「クリエイティブ」を追求するためにこのプロジェクトを立ち上げました。 少しでも多くの方に、共感いただきご協力いただけることを願っています。」

詳細は下記まで連絡を
KIRIYAPICTURES info@kiriya.com

『新世界』
<ストーリー>**
全国を襲った大規模な震災が引き金となり、国のシステムが崩壊した近未来の日本。スラムと化した街には犯罪者が溢れ、8年にも及ぶギャングの縄張り争いが全国各地で激化していた。
中でも浅井、徳川、今川、斎藤を傘下に収める最大の勢力・武田信玄は、今や警察はもとより政界にまで影響を及ぼすほどの力を手にし、影から国をコントロールする存在となっていた。
理想の新世界を求め覇権争いに身を投じる織田の若きリーダー・信長は、襲いかかる今川を返り討ちにすると、続いて斎藤への奇襲にも成功する。これを機に、武田の「奴隷」として生きて行く事に葛藤を覚えていた徳川家康は、幼なじみでもあった信長からの誘いに応え、共に歩む事を決意する。