アジアの映画を専門とする映画批評家Panos Kotzathanasis氏による日本映画の"2020年ベスト20 "が三大陸25人のライターで運営するアジア映画を主流とする海外映画サイト「ASIAN MOVIE PULSE」で発表され、今年もシネフィルに送られてきました。

ギリシャに生まれたPanos Kotzathanasis氏は、数多くの海外メディアに寄稿し、また自身の管理する「Asian Movie Pulses」ではアジア映画全般に世界に紹介し続けています。

ベスト20ですが、まだ公開前、また日本では2019年のベストテンなどで取り上げられていた作品もあります。以下が今年の日本作品に対しての総評です。

「日本の映画界では、パンデミックの影響で映画制作に支障をきたすことはあったが、少なくとも他の国ほどではなかったため、2020年は多くの素晴らしい作品に恵まれた年となり、日本の映画界の強さが改めて浮き彫りになった。その点では、リストでは25本以上の映画が含まれている可能性があり、いくつかの映画をカットするのは、トップの映画を考えるのと同じくらい難しいことだった。」と語り、作品の選択については、「いくつかの映画は2019年に公開されているかもしれませんが、それらはほとんどが2020年に公開されているので、我々はそれらを含めることにしました。」ということです。

2020年日本映画ベスト20

以下、本メディアでの批評をいくつか抜粋しております。

20位 園子温監督『エッシャー通りの赤いポスト』
Red Post on Escher Street (Sion Sono)

FNC 2020 | Red Post on Escher Street (Sion Sono)

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評抜粋
今作の園子温の独立した世界観は、エドワード・ヤン監督の『牯嶺街少年殺人事件』以来と言っても過言ではないほど、広大で緻密なものである。ゆっくりと物語は融合し始め、予期せぬ出来事が信念を揺さぶる。(Raktim Nandi)

出演:青木成巨 有田あん 伊藤亜美瑠 錫木うり 上地由真 遠藤雄斗 小川夏鈴 烏森まど 岸田茜 鍛代良 北林佑基 河野通晃 小西貴大 黒河内りく 小松広季 佐伯紅緒 桜井梨理 柴崎佳佑 鈴木ふみ奈 関幸治 田口主将 田澤陽奈子 たしろさやか 橘麦 田中倫貴 チングポカ 徳留歌織 とみやまあゆみ 永井ちひろ 永栄正顕 中村莉久 縄田かのん 二條正志 土生野乃花 柊まこ ひなこ 藤田朋子 藤丸千 堀さやか 宮崎悠理 みよし モーガン茉愛羅 基村優介 盛井雅司 保田泰志 八ッ橋さい子 山岡竜弘 山﨑美香子 山本宗介 輝有子 利咲 石綿大夢 今村祈履 植松俊 善知鳥いお 大山実音 奥村アキラ 門田宗大 金谷真由美 狩野美沙子 唐澤里美 光得舜 河野将悟 小切裕太 小関悠佳 斉藤台樹 鷺沼恵美子 佐藤晃 佐藤鯨 柴山美保 庄司浩之 鈴木一成 清野りな 田島きよ乃 淡梨 土屋詩織 土屋士 戸張美佳 中條さえこ 永純怜 西富嵩行 野沢寛子 橋本隆佑 原田大輔 平野幸 平山りの 藤本紗也香 古川時男 古米翔太 辺見和行 松木大輔 モーガン蔵人 安田朝香 吉岡そんれい 小澤真利奈 諏訪太郎 鳥羽潤 吹越満 渡辺哲

【監督・脚本】園子温

【音楽プロデュース】RightTracks

【企画協力】アクターズ・ヴィジョン

【制作プロダクション】ヒコーキ・フィルムズ インターナショナル株式会社

19位  河瀨直美監督『朝が来る』
True Mothers (Naomi Kawase)

カンヌ国際映画祭【CANNES 2020】選出![監督]河瀨直美×[原作]辻村深月『朝が来る』予告

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評抜粋
河瀬直美監督の『朝が来る』は、映画祭の観客以外にもアピールできるようなひねりを加えた、親しみやすく説得力のあるドラマである。(Adriana Rosati)

【監督・脚本・撮影】河瀨直美 
【原作】辻村深月 『朝が来る』(文春文庫)【共同脚本】髙橋泉
【出演】永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子、
中島ひろ子、平原テツ、駒井蓮、田中偉登、佐藤令旺、利重剛
【製作】キノフィルムズ・組画
【配給】キノフィルムズ
©2020『朝が来る』Film Partners

18位 森達也監督『i-新聞記者ドキュメント-』
I: Documentary of the Journalist (Tatsuya Mori)

森達也監督の社会派ドキュメンタリー『i-新聞記者ドキュメント-』予告

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評抜粋
森達也は、新聞記者望月衣塑子の中に、日本社会を苦しめる数々の社会的、政治的な話題を扱うことも可能にし、十二分に興味深い題材を発見した。その結果は、今年の最高のドキュメンタリーの一つとして印象的なものになっている。(Panos Kotzathanasis)

監督:森達也
出演:望月衣塑子

企画・製作・エクゼクティヴプロデューサー:河村光庸

音楽:MARTIN (OAU/JOHNSONS MOTORCAR)
2019 年/日本/約 120 分/カラー/ビスタ/ステレオ

制作・配給:スターサンズ
©2019『i –新聞記者ドキュメント-』

17位 片山享監督『轟音/ROAR』
Roar (Ryo Katayama)

映画『轟音』予告編 / "ROAR" Trailer

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評抜粋
全体的には希望に満ちたデビュー作。日本の「キム・ギドク」が出てきても面白いかもしれない。(Panos Kotzathanasis)

安楽涼、太田美恵、大宮将司、岸茉莉、中山卓也、松林慎司、あまつりか、天津弥、岡田広、田中陽介、片山享、宮田和夫
プロデューサー:夏井祐矢・宮田耕輔 
監督/脚本/編集:片山享

16位  リム・カーワイ監督『カム・アンド・ゴー』
Come and Go (Lim Kah-wai)

『カム・アンド・ゴー』予告|Come and Go - Trailer|第33回東京国際映画祭 33rd Tokyo International Film Festival

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監督:リム・カーワイ
出演:リー・カンション、兎丸愛美、千原せいじ

15位  タナダユキ監督『ロマンスドール』
Romance Doll (Yuki Tanada)

タナダユキ監督インタビュー
https://cinefil.tokyo/_ct/17335128

高橋一生×蒼井優『ロマンスドール』予告編【嘘と秘密と、ほんとの愛】

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評抜粋
ロマンス、セックス、ドラマが愛情たっぷりに混ざり合ったこの奇妙な光景は、まさに唯一無二のものである。 (Adriana Rosati)

高橋一生 蒼井優
浜野謙太 三浦透子 大倉孝ニ ピエール瀧
きたろう 渡辺えり 

脚本・監督:タナダユキ

原作:タナダユキ「ロマンスドール」(KADOKAWA刊)

©2019「ロマンスドール」製作委員会 
配給:KADOKAWA

14位  西川美和監督『すばらしき世界』
Under the Open Sky (Miwa Nishikawa)

主演 役所広司 × 脚本・監督 西川美和の問題作『すばらしき世界』予告編

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評抜粋
繊細で、現実的で、尖っていて、面白くて、どこかロマンチックで、前述のすべての要素を併せもち、最も精巧な方法で組み合わせる西川美和監督。今作では、現在の日本社会では更生の余地が少ない社会であるということを、役所広司演じる三上が様々な障害にぶつかりながらも生きていくことで浮き彫りにしていく。(Panos Kotzathanasis)

役所広司
仲野太賀 六角精児 北村有起哉 白竜 キムラ緑子
長澤まさみ 安田成美/梶芽衣子 橋爪功
脚本・監督:西川美和
原案:佐木隆三著「身分帳」(講談社文庫刊)
配給:ワーナー・ブラザース映画
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

13位  想田和弘監督『精神0』
Zero (Kazuhiro Soda)

ベルリン国際映画祭 フォーラム部門 エキュメニカル審査員賞受賞!想田和弘監督の"観察映画”最新作『精神0』

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監督・製作・撮影・編集:想田和弘

製作:柏木規与子
製作会社:Laboratory X, Inc
配給:東風

12位 宮崎大祐監督『VIDEOPHOBIA』
Videophobia (Daisuke Miyazaki)

映画『VIDEOPHOBIA』予告編

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廣田朋菜、忍成修吾、芦那すみれ、梅田誠弘、サヘル・ローズ

監督・脚本 宮崎大祐
音楽 BAKU(KAIKOO)
プロデューサー 西尾孔志
製作|DEEP END PICTURES、十三・シアター・セブン
2019年|日本|88分|モノクロ
配給・宣伝:boid/VOICE OF GHOST

11位 齊藤工企画・原案・脚本・撮影・写真・声・総監督
監督:飯塚貴士 岩切一空 齊藤工『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』
COMPLY+-ANCE (Takumi Saitoh)

表現限界に挑戦、類を見ない問題作-齋藤工 総監督『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』予告

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評抜粋
彼がこの努力の中で見せた創造性こそが、この映画の物語の最高の特徴ではないだろうか。

企画・原案・脚本・撮影・写真・声・総監督 齊藤工

出演:秋山ゆずき 平子祐希(アルコ&ピース) ■■■ 大水洋介(ラバーガール)古家翔吾(元・曇天三男坊 現・TC クラク ション) / 華村あすか 中井友望 川島直人 山元駿 半田美樹
監督:飯塚貴士 岩切一空 齊藤工■■■■■ 音楽:狐火 GARI

脚本:はしもとこうじ
プロデュース:小林有衣子 プロデュース・編集:清水康彦
制作プロダクション:イースト・ファクトリー
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
© EAST FACTORY INC

10位 原一男監督『れいわ一揆』
Reiwa Uprising (Kazuo Hara)

鬼才 原一男監督、最新作『れいわ一揆』予告

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監督:原一男
製作:島野千尋
撮影:原一男 島野千尋 岸建太朗 堀井威久麿 長岡野亜 毛塚 傑 中井献人 田中健太 古谷里美 津留崎麻子 宋倫 武田倫和 江里口暁子 金村詩恩
編集:デモ田中 小池美稀
製作・配給:風狂映画舎
2019年/248分/DCP/16:9/日本/ドキュメンタリー
©風狂映画舎

9位  三島有紀子監督『Red』
Shape of Red (Yukiko Mishima)

直木賞作家による賛否両論の問題作が映画化!夏帆×妻夫木聡 三島有紀子監督 最新作『Red』予告

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評抜粋
三島由紀子監督は、映像美と層の深さ、そして素晴らしいキャストに支えられ、非常にタイムリーなテーマと映像で観客の心に響く作品に仕上がっています。 (Rouven Linnarz)

出演:夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗
片岡礼子、酒向 芳、山本郁子/浅野和之、余 貴美子

監督:三島有紀子 
原作:島本理生『Red』(中公文庫) 
脚本:池田千尋 三島有紀子

企画・製作幹事・配給:日活 
制作プロダクション:オフィス・シロウズ 
企画協力:フラミンゴ

©2020『Red』製作委員会 

8位 内藤瑛亮監督『許された子どもたち』
Forgiven Children (Eisuke Naito)

『許された子どもたち』予告篇 6月1日(月)公開

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主演:上村 侑
出演:黒岩よし 名倉雪乃

監督:内藤瑛亮
プロデューサー:内藤瑛亮 田坂公章 牛山拓二

脚本:内藤瑛亮 山形哲生

製作:内藤組
配給:SPACE SHOWER FILMS
「許された子どもたち」製作委員会:レスパスビジョン 内藤瑛亮 牛山拓二
2020年/日本/カラー/1.90:1/5.1ch/131分
©2020「許された子どもたち」製作委員会

7位  いまおかしんじ監督『れいこいるか』
Reiko and the Dolphin (Shinji Imaoka)

OAFF2020『れいこいるか / Reiko and the Dolphin』予告編 Trailer

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評抜粋
『れいこといるか』は、魅力的で意味のあるストーリーが展開し、素晴らしいキャラクターが登場し、面白い。(Panos Kotzathanasis)

武田暁/河屋秀俊

企画:朝倉大介/プロデューサー:川本じゅんき・朝倉庄助
監督:いまおかしんじ
脚本:佐藤稔

製作:朝日映劇
制作:国映株式会社
配給:ブロードウェイ

6位 舩橋淳監督 『ある職場』 Company Retreat (Atsushi Funahashi)

評抜粋
ドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』や、映画『ポルトの恋人たち〜 時の記憶』などを撮り続けてきた舩橋淳監督が、何事にも臆することなくセクハラ問題を扱ったモノクローム作品で、実際に起きた出来事を元にし、脚本、撮影、録音、編集を自らが担当。様々なアプローチでこの問題をうまく伝えている秀作である。(Panos Kotzathanasis)

監督・脚本・撮影・録音・編集 舩橋淳

出演・共同脚本 
大庭早紀、平井早紀、木下智恵美、伊藤恵
小林隆史、山中隆史、野田善央、田口善央
小津雄太、満園雄太、城戸拓、辻井拓
大曽根修、藤村修アルーノル、五所順一、木村成志
牛原みこと、吉川みこと、池田あんり、万徳寺あんり
山田あずさ、中澤 梓佐、篠田一瑛 、野村 一瑛
吉村 優、望月 優、熊中 真、羽田 真

プロデューサー 伊達浩太朗 Kotaro DATE

配給・宣伝 株式会社タイムフライズ

© 2020 BIG RIVER FILMS, TIMEFLIES Inc.

5位  藤元明緒監督『海辺の彼女たち』
Along the Sea (Akio Fujimoto)

映画『海辺の彼女たち』Feature Film "Along the Sea” 特報(ティザー映像) Teaser

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評抜粋
『海辺の彼女たち』は、現実的で意味のある、そして同時に美しい映画であり、今年の最高傑作の一つとなっている。(Panos Kotzathanasis)

脚本・監督・編集:藤元明緒
出演:ホアン・フォン、フィン・トゥエ・アン、クィン・ニュー 他
プロデューサー:渡邉一孝、 ジョシュ・レビィ、ヌエン・ル・ハン

企画•製作•配給:株式会社E.x.N
© 2020 E.x.N K.K. / ever rolling films

4位  串田壮史監督『写真の女』
Woman of the Photographs (Takeshi Kushida)

映画「写真の女」100秒予告

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評抜粋
串田岳志監督は、本作が長編デビュー作であるにもかかわらず、「写真の女」は、視覚的にも文脈的にも本当に芸術的な映画であり、今年の最高の映画の一つです。(Panos Kotzathanasis)

永井秀樹 大滝樹 猪股俊明 鯉沼トキ

脚本/監督 串田壮史

プロデューサー:西村伸/佐藤洋輔

©2020「写真の女」PYRAMID FILM INC.

3位 天野千尋監督『ミセス・ノイズィ』
Mrs. Noisy (Chihiro Amano)

『ミセス・ノイズィ』予告

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評抜粋
フェミニズム的な思想が隠されていて、偏見を持たず、それでいて明確なメッセージ性を持った大胆な作品である。(Marina D. Richter)

出演:篠原ゆき子 大高洋子 
長尾卓磨 新津ちせ 宮崎太一 米本来輝
洞口依子 和田雅成 田中要次 風祭ゆき

監督・脚本:天野千尋

制作:ヒコーキ・フィルムズ インターナショナル/メディアプルポ

企画協力:アクターズヴィジョン 
配給:アークエンタテインメント 
特別協力:アミューズメントメディア総合学院

2019年/日本/106分/シネスコ/5.1ch/カラー 
©︎「ミセス・ノイズィ」製作委員会

2位  豊田利晃監督『破壊の日』
The Day of Destruction (Toshiaki Toyoda)

豊田利晃監督最新作『破壊の日』 本予告

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評抜粋
豊田利晃監督が再び絶好調であることを証明してくれた『破壊の日』は、私たちにできることは、この日本人監督が今後どのような作品を期待しているのかをじっくりと楽しむことだけだと思います。(Panos Kotzathanasis)

出演:渋川清彦 マヒトゥ・ザ・ピーポー/イッセー尾形/長澤樹 大西信満 和田光沙 飯田団紅/窪塚洋介/松田龍平

監督:豊田利晃
音楽: GEZAN/照井利幸/切腹ピストルズ/MARS89
エグゼクティブプロデューサー:豊田利晃/行定勲
プロデューサー:出原知之/村岡伸一郎/菅原信宏

企画・製作・配給:IMAGINATION 
2020年/日本語/カラー/56分
©「破壊の日」製作委員会

1位 真利子哲也監督『宮本から君へ』
Miyamoto (Tetsuya Mariko)

池松壮亮×蒼井優!真利子哲也監督最新作『宮本から君へ』予告

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原作: 新井英樹『宮本から君へ』 百万年書房/太田出版刊 
監督:真利子哲也
脚本:真利子哲也、港岳彦

出演:
池松壮亮 蒼井優 井浦新 一ノ瀬ワタル 柄本時生 星田英利 古舘寛治 ピエール瀧 佐藤二朗 松山ケンイチ

主題歌:宮本浩次「Do you remember?」(ユニバーサルシグマ)
レコーディングメンバー Vocal:宮本浩次、Guitar:横山健、Bass:Jun Gray、Drums:Jah-Rah

配給:スターサンズ、KADOKAWA  
(C)2019「宮本から君へ」製作委員会

細かい、各作品の批評などは英語ですが以下よりご覧ください。