2018年にvol.1から3冊にわたって発行してきた「cinefil BOOK」。
コロナ渦の中、新刊の発行を見合わせていましたが、今こそ少しでも映画業界への恩返しをしたく、
プロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトについて

2018年にvol.1から3冊にわたって発行してきた「cinefil BOOK」。
最新刊の発行を目指し、そのための資金を集めたいと思います。

プロジェクト概要

人気Webマガジン「cinefil」の書籍化。
シネフィルは、日本やアジアはもちろん世界の映画シーンを取り上げる、
映画好きによる映画好きのためのWebマガジンです。

これまで多数の作品を取り上げてきました。
コンセプトは、メジャーな作品だけではなく良質な作品を、
役者だけではなく監督や映画に携わるスタッフを、
寄稿だけでなくインタビュー形式で、
旬な映画関係者に今聞きたいことを存分に聞いてきました。

そして、今号でもこれまでの経験を踏襲し、
公開直前の作品はじめ、2020年に公開された作品もとりあげたいと考えます。

またコロナ渦の中で映画製作現場や、劇場などの現状をまとめ、
今しかできないことをお伝えできればと思います。

(これまでの主なインタビュー)
・vol.1
沖田修一×黒田大輔【モリのいる場所】
ファティ・アキン【女は二度決断する】
白石和彌×松坂桃李【孤狼の血】

・vol.2
塚本晋也×池松壮亮【斬、】
武正晴×村上虹郎【銃】
野尻克己×木竜麻生【鈴木家の嘘】
御法川修×太賀【母さんがどんなに僕を嫌いでも】

・vol.3
藤井道人×シム・ウンギョン×松坂桃李【新聞記者】
黒沢清【旅のおわり世界のはじまり】
ikire(Chima×市川和則×岩井俊二)
山戸結希×堀未央奈【ホットギミック ガールミーツボーイ】

編集への思い

編集長の谷です「cinefil」の立ち上げを少しお手伝いしていたことと、同じタイミングで出版の話があったことから、昔からの夢であった書籍の発行を手掛けることにしました。広告関連の仕事をしていたことからある程度の知識はあったものの、はじめてのことばかりで最初は戸惑いつつでしたが、経験のあるメンバーに恵まれなんとかやってこれました。また、取材を通じてたくさんの映画人に会え、改めて映画のすばらしさをひしひしと感じました。コロナの影響だけではなく、なかなか出版業界もむつかしい中、このような機会を与えられ、再度前にすすめることができればうれしく思います。また、今回このプロジェクトを始めるにあたりvol.1での寄稿を再掲載させていただきます。それではよろしくお願いいたします。

(vol.1での寄稿)

シネフィル、映画通、映画狂を意味するフランス語。

4年前、9年間勤めた広告会社を辞めて、映画監督になることを決意。
40歳を直前に安定した職を捨てることに、映画通ではとどまらず映画狂を思われていたかもしれません。映画とは、大学生時代、体育会系の部活に入っていたがプロになれるはずもなく、目標を失い何気なく過ごしていた頃に本格的に出会う。暗闇の中、スクリーンを見つめること2時間。登場人物たちに感情移入し、そこにいたかのような錯覚に陥り、終わったあとも彼ら彼女ならは何をしているのだろう。と思いを馳せる作品たちに夢中になりました。

そして、どのような形でもよいので映画に関わることを夢見て上京。それから、たくさんの人に出会い、いろいろな機会に恵まれ、映画の登場人物さながらの紆余曲折な人生を歩み、気が付いたら映画を撮ることに。過去の自分に自慢したいと思います。またこのような書籍の編集に関われたことを光栄に思います。一本でも多くの映画を世に出すこと、一本でも多くの映画を紹介していくことを、今後も続けていきます。初号となり、不慣れなところもあるかと思いますが、末永くお付き合いいただければと思います。

編集長 谷健二

日本の映画監督、舞台の演出家、映画の本の編集者。 大学でデザインを専攻後、映画の世界を夢見て上京。多数の自主映画に携る。その後、広告代理店に勤め、約9年間自動車会社のWebマーケティングを担当していたが、2014年に、映画『リュウセイ』の監督を機にフリーとなる。

映画:『U-31』『一人の息子』『渋谷シャドウ』

特典について

【本-1】cinefil BOOK最新刊
【本-2】cinefil BOOK最新刊+α
【本-3】cinefil BOOK最新刊+バックナンバー×1冊+α
【本-4】cinefil BOOK最新刊+バックナンバー全冊(3冊)+α

トートバッグは4サイズが入るキャンバス生地のものになります。


※デザインはイメージです。変更になる可能性もありますのでご了承ください。

その他、特典詳細などは下記まで