2度のオスカーノミネートを果たし『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『マネーボール』『21ジャンプストリート』などの出演でも人気の俳優ジョナ・ヒルが初監督を手掛けた『mid90s ミッドナインティーズ』。この度、本作の主演サニー・スリッチが8/10に15歳の誕生日を迎えたことにちなみ、彼が仕掛ける、まるで“世界一可愛い隠蔽工作のシーンを切り取った、本編映像が解禁された。
本作は13 歳の少年スティーヴィー(サニー・スリッチ)が、スケートボードを通してかけがえのな い仲間達と出会い、子供から大人への扉を開いていく、ジョナ・ヒル自身の半自伝的な10代の想い出をもとに珠玉の⻘春映画へと作り上げられたストーリー。
タッグを組んだのは、日本での『ミッドサマー』の大ヒットも記憶に新しく『レディ・バード』『ムーンライト』などアカデミー賞の候補作を続々と送り出すなど、世界中の映画好きから注目の的となっている気鋭の映画スタジオA24。懐かしくて新しい90年代への愛情と夢をたっぷりに描いた10代の少年たちの成長物語はあらゆる世代の共感を呼び、ナショナル・ボード・オブ・レビューのトップ10インディペンデント映画にも選出、全米4館からスタートしたにも関わらず、1200スクリーン超まで拡大するスマッシュヒットを記録した。
年上の友人たちと楽しい過ごした後、自分についた“タバコの匂い”に気づいたスティーヴィー。母親に怒られることが急に怖くなったスティーヴィーは友人たちと別れた後、ガソリンスタンドのトイレに急いで駆け込み、全身のあらゆる部分を洗浄、消臭スプレーまで自分に振りかけて必死の隠蔽工作を図る!しかしその後、何食わぬ顔をして帰宅できたのも束の間、母親の顔を見た瞬間「ごめんなさい 気を付ける」と思わず謝ってしまう。
スケートを通して家族以外ではじめて自分の居場所を見つけたスティーヴィーが、その大事な世界を壊されないように、そして、戸惑いながらも広げていく、、誰もが思い当たる10代の貴重なひとときを切り取ったシーン映像となっている。自分の腕でこするだけで全身の匂いを消そうと必死にゴシゴシこするスティーヴィーの仕草も可愛らしく必見だ。
『40歳の童貞男』などのジャド・アパトー作品でキャリアを積み、アメリカを代表する大人気コメディ俳優となったジョナ・ヒル。『マネーボール』でブラッド・ピット演じる主人公の右腕を演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネート、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ではレオナルド・ディカプリオとのコンビが高く評価され、いまや不動の実力派人気俳優となった彼の初監督作となる本作は、子供と大人の中間で悩む誰もが共感必至の青春ストーリー。不安と希望を胸に未来に立ち向かっていく主人公スティーヴィーを演じるのは、『ルイスと不思議の時計』『聖なる鹿殺し』のサニー・スリッチ。母親ダブニー役に『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、兄のイアンに『ある少年の告白』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズと脇には人気・実力を兼ね備えた俳優陣が揃う。ライフスタイルがデジタル化される最後の時代――90年代のあの頃を背景に、懐かしくて新しい青春映画のマスターピースがいよいよ日本に上陸する。
『mid90s ミッドナインティーズ』本編特別映像
STORY
1990年代半ばのロサンゼルス。13歳のスティーヴィーは兄のイアン、⺟のダブニーと暮らしている。⼩柄なスティーヴィーは⼒の強い兄に全く⻭が⽴たず、早く⼤きくなって彼を⾒返してやりたいと願っていた。そんなある⽇、街のスケートボード・ショップを訪れたスティーヴィーは、店に出⼊りする少年たちと知り合う。彼らは驚くほど⾃由でかっこよく、スティーヴィーは憧れのような気持ちで、そのグループに近付こうとするが…。
監督・脚本:ジョナ・ヒル
製作総指揮:スコット・ロバートソン、アレックス G・スコット
製作:イーライ・ブッシュ
⾳楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス
出演:サニー・スリッチ、キャサリン・ウォーターストン、ルーカス・ヘッジズ、ナケル・スミス
2018年/アメリカ/英語/85分/スタンダード/カラー/5.1ch/PG12/⽇本語字幕:岩辺いずみ
提供:トランスフォーマー、Filmarks
配給:トランスフォーマー
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