新型コロナウィルスの影響で公開延期となっていたドキュメンタリー映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』が、8月7日(金)より渋谷ホワイトシネクイントにて公開、他全国順次公開となります。

インディアンをルーツに持つミュージシャンたちが
いかにアメリカのポピュラー音楽に影響を与えて来たか、
そしてなぜ彼らが栄光の歴史から抹殺されたのかーー
音楽ドキュメンタリー映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』

Photo by Bruce Steinberg, Courtesy of linkwray.com

© Rezolution Pictures

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 1958年にリリースされたある曲が、世界を揺るがした。タイトルは「ランブル」。

インディアンの血をひくリンク・レイによる、この攻撃的なギターサウンドは物議を醸し、歌詞のないインスト曲にも関わらず“少年犯罪を助長する”という理由で放送禁止となったが、この曲なくしてはレッド・ツェッペリンもザ・フーもパンクもメタルも生まれなかったと言われている。
映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』は、この「ランブル」を皮切りに、インディアン・ミュージックがロックのみならずジャズ、ブルーズ、フォーク、ファンクとあらゆる音楽ジャンルにいかに影響を与えてきたか、そしてこのアメリカ先住民たちの豊かな音楽がポピュラーミュージックの歴史からいかに抹殺されていったかを初めて明らかにした感動的な音楽ドキュメンタリーです。

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インディアン・ミュージックの素晴らしさや影響を語るために集結したのは、自らも先住民の血を引く元ザ・バンドのロビー・ロバートソンやブラック・アイド・ピーズのタブーをはじめ、バディ・ガイ、クインシー・ジョーンズ、トニー・ベネット、スティーヴン・タイラー(エアロスミス)、ジャクソン・ブラウン、ジョージ・クリントン、イギー・ポップ、マーキー・ラモーン(ラモーンズ)スラッシュ、マーティン・スコセッシ監督ら他ではありえない豪華な面々。そしてジミ・ヘンドリックス、チャーリー・パトン、バフィ・セイント・マリーといったインディアン・アーティストの他、ハウリン・ウルフ、ザ・フー、ボブ・ディランらの秘蔵映像もふんだんに使用されているのも大きな話題
。またプロデューサーをアパッチ族出身のギタリスト、スティーヴィー・サラスが務め、“失われた歴史”を巡る壮大な旅が描かれています。

From the collection of John Tefteller and Blues Images

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Photo by Chris Rutkowski

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ピーター・バラカン氏コメント

**インストルメンタルなのに放送禁止にされるほど50年代のアメリカで刺激が強かったリンク・レイの「ランブル」。
長年の弾圧に負けなかったネイティヴ・アメリカンの文化を象徴しているように思います。**

                   ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

予告編が解禁。元ザ・バンドのロビー・ロバートソンやイギー・ポップ、マーティン・スコセッシ監督など、音楽・映画界の錚々たる面々が熱いコメントを寄せ、あらゆるポピュラー音楽に影響を与えたインディアン・ミュージックの真実を追った本作の魅力が詰まった予告編となっている。

映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』予告編

映画「ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち」予告編

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監督:キャサリン・ベインブリッジ 共同監督:アルフォンソ・マイオラナ
制作総指揮:スティーヴィー・サラス

出演:リンク・レイ、チャーリー・パトン、ミルドレッド・ベイリー、バフィ・セイント・マリー、ジミ・ヘンドリクス、ロビー・ロバートソン、ジェシ・エド・デイヴィス、レッドボーン、ランディ・カスティーヨ、タブー(ブラック・アイド・ピーズ)、マーティン・スコセッシ、クインシー・ジョーンズ、スティーヴン・タイラー(エアロスミス)、スティーヴン・ヴァン・ザント、イギー・ポップ、トニー・ベネット、ジョージ・クリントン、スラッシュ(ガンズ・アンド・ローゼズ)、テイラー・ホーキンス(フー・ファイターズ)、ジャクソン・ブラウン、ウェイン・クレイマー(MC5)、マーキー・ラモーン(ラモーンズ)、スティーヴィー・サラス 他

字幕監修:ピーター・バラカン
提供:キュリオスコープ
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
©RezolutionPictures (RUMBLE) Inc.

8月7日(金)より渋谷ホワイト シネクイントにて公開、他全国順次公開