映画「カメラを止めるな!」制作裏話を赤裸々に語った
書籍『低予算の超・映画制作術』が4月末発売!

『カメ止め!』撮影の裏話、低予算映画の裏話……赤裸々すぎ!
(映画監督・上田慎一郎)

2018年公開で日本だけでなく世界に大旋風を巻き起こした映画『カメラを止めるな!』。
著者であるカメラマン曽根剛が本作の制作過程とともに日本の低予算映画の実情を1冊にまとめた書籍『低予算の超・映画制作術『カメラを止めるな!』はこうして撮られた』が2020年4月30日玄光社より発売となります。

本書は、予算300万円のインディーズ映画ながらも国内及び海外の映画賞を数々と受賞し、興行収入31億円という大ヒットとなった奇跡の映画の撮影監督として、第42回日本アカデミー賞優秀撮影賞を獲得した著者が、『カメ止め』を例に挙げながら、低予算でいかに映画を制作するかを赤裸々に語っています。

企画から脚本、撮影、編集、字幕付け、DCP作成、映画祭出品、宣伝、宣伝用の販促物制作、売り込みなどを、予算がないなかでどうやって工夫して効率的に行うか、その究極のノウハウが詰まった
究極の映画製作のための一冊です。

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書籍『低予算の超・映画制作術』書影

<目次(一部抜粋)>
■第1章企画
ありふれた低予算ホラーみたいな脚本?
現実不可能 !? 〝ワンカット〞 の現実
希望か? 絶望か? 低予算映画の現実

■第2章撮影(1)
ワンカットの違和感はこうして作った
カメラが止まってしまった、あぁ絶望…
『カメラを止めるな! 』撮影機材のすべて …

■第3章撮影(2)
屋内と屋外の明暗差をどうする?
まるでドキュメンタリー撮影 !?
iPhoneで誰でも映画撮影できる時代 …

■第4章編集
追加された描写とカットされた幻のシーン
カラーグレーディングは劇場で観ている感覚で

■第5章公開
空前のブームはいかにして起きたのか?
自主製作映画を作ったあとの展開は?
海外に映画を売るには?

■第6章スピンオフ企画

<著者プロフィール>曽根 剛(ソネタケシ)
撮影を担当した『カメラを止めるな!』で日本アカデミー賞優秀撮影賞受賞。海外で自主製作作品を多く手掛けており、韓国で制作した『ゴーストマスク~傷~』はモントリオール世界映画祭招待ほか30以上の映画祭で上映。香港で制作した『二人小町』が2020年公開予定。ほか台湾を舞台に制作した『台湾、独り言』、フランス、ドイツ、スペイン3カ国で制作した『パリの大晦日』、米ロサンゼルスで制作した『口裂け女in L.A.』、ニューヨーク等3都市で制作した短編『ドッペルゲンガー』などを監督、プロデュース。国内で監督した『透子のセカイ』は上海国際映画祭招待、タイ国際映画祭最優秀監督賞受賞。すべて予算は数十万円~500万円以内。

<刊行概要>
『低予算の超・映画制作術 『カメラを止めるな!』はこうして撮られた』
■発売:2020年4月30日(木)
■定価 :2,200円+税
■発行 :玄光社
https://www.amazon.co.jp/dp/4768312942/