昨年、第72回カンヌ国際映画祭でエミリー・ビーチャムが女優賞を獲得した映画『リトル・ジョー』が、6月19日(金)よりアップリンク吉祥寺他全国順次ロードショーとなります。

「幸せになる香り」を放つ新種の植物リトル・ジョーを開発した研究者のアリス(エミリー・ビーチャム)は、息子のジョーと暮らすシングルマザー。ワーカホリックでもある彼女は、きちんとジョーと向き合えていないことに小さな罪悪感を抱きつつ、日々研究に取り組んでいる。

ジョーへの贈り物として、彼女にとってもう一人の息子であるリトル・ジョーを一鉢自宅に持ち帰る。しかし、花の香りを嗅いだジョーが奇妙な行動をとるようになり、またリトル・ジョーの花粉を吸い込んだアリスの助手クリス(ベン・ウィショー)もいつもとは違う様子を見せ始める。姿形は変わらないにも関わらず、何かが少しずつおかしくなっていくその違和感は、果たしてこの植物がもたらしたものなのか…。

人間によって生み出された新しい植物が、人知を超えた進化を遂げたとしたら…という、まったくあり得ない話ではないテーマに挑んだ『リトル・ジョー』。

怪しくも美しい映像と、エミリー・ビーチャムの確かな演技で昨年のカンヌ国際映画祭を静かに震撼させた本作のポスタービジュアルと予告編が解禁されました。

© COOP99 FILMPRODUKTION GMBH / LITTLE JOE PRODUCTIONS LTD / ESSENTIAL FILMPRODUKTION GMBH / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE 2019

海外の舞台や映画音楽で活躍した作曲家・伊藤貞司による、不穏な尺八の音色が響く予告編は、上司からの期待と助手からも尊敬を得て充実した日々を送るアリスとジョーの会話から始まる。
人を幸せにする画期的な植物“リトル・ジョー”のルールは3つ。
「必ず、暖かい場所で育てること」、
「毎日、欠かさず水をあげること」、そして最も重要なことは
「何よりも、愛すること」。

“リトル・ジョー”の花粉を吸い込んだジョーやクリスたちに違和感を持つアリス。
彼女が生み出したものは希望か、絶望か。鮮やかな色彩と不気味さが入り混じり、一度見たら病みつきになること間違いなし!な予告編となっている。

監督はミヒャエル・ハネケの助手を務め、『ルルドの泉で』で注目された気鋭の女性監督ジェシカ・ハウスナー。
本作でカンヌ国際映画祭主演女優賞に輝き、エマ・ストーン主演で『101匹わんちゃん』の悪役・クルエラを主人公とした『Cruella(原題)』への出演も決定したエミリー・ビーチャムが、母として、研究者として不信感に追い詰められるアリスを繊細に表現。また、『パフューム ある人殺しの物語』の主演を務め、『007』シリーズのQ役でもお馴染みのベン・ウィショーが、アリスに尊敬と恋心を抱く助手のクリスを怪しい魅力で演じている。

リトル・ジョーが放つ蠱惑的な美しさと、おとぎ話のような耽美な世界観でカンヌ国際映画祭を震撼させたボタニカルスリラーがいよいよ公開!

おとぎ話のような耽美な世界観でカンヌ映画祭を震撼させたボタニカルスリラー
『リトル・ジョー』予告

おとぎ話のような耽美な世界観でカンヌ映画祭を震撼させたボタニカルスリラー『リトル・ジョー』予告

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STORY
「幸せになる香り」を放つ新種の植物リトル・ジョーを開発した研究者のアリスは、息子のジョーと暮らすシングルマザー。ワーカホリックでもある彼女は、きちんとジョーと向き合えていないことに小さな罪悪感を抱きつつ、日々研究に取り組んでいる。ジョーへの贈り物として、彼女にとってもう一人の息子であるリトル・ジョーを一鉢自宅に持ち帰る。しかし、花の香りを嗅いだジョーが奇妙な行動をとるようになり、またリトル・ジョーの花粉を吸い込んだアリスの助手クリスもいつもとは違う様子を見せ始める。姿形は変わらないにも関わらず、何かが少しずつおかしくなっていくその違和感は、果たしてこの植物がもたらしたものなのか…。

出演:エミリー・ビーチャム、ベン・ウィショー、ケリー・フォックス、キット・コナー他

監督:ジェシカ・ハウスナー『ルルドの泉で』

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6/19(金)アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー