『WAVES/ウェイブス』が4月10日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開となります。

今やアメリカ映画界の最前線に立つ存在になったA24が放つ最新作はトロント国際映画祭で史上最長のスタンディングオベーションを巻き起こし、「一生に一度の傑作」「今年、最もまばゆい体験」と世界中が大熱狂。主役とも呼べるのは、今の音楽シーンをリードする豪華アーティスト達が手掛ける31の名曲。
トレイ・エドワード・シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作されました。監督自身が“ある意味でミュージカルのような作品”と語るように、全ての曲が登場人物の個性や感情に寄り添うように使用され、時には音楽がセリフの代わりに登場人物の心の声を伝える。ミュージカルを超えた<プレイリスト・ムービー>の誕生です!

ある夜を境に、幸せな日常を失った兄と妹。傷ついた若者たちが、再び愛を信じて生きる希望の物語。スクリーンいっぱいに躍動するサウンド、息を呑むほど美しい色彩と独創的なカメラワーク、登場人物の心情を疑似体験するストーリーテリングは、いまだかつてない映画体験をもたらし、映画の持つ無限の可能性を感じさせます。誰もが体験する青春の挫折、恋人との別れと出会い、親子の確執、家族の絆、そしてすべての傷を癒す愛といったさまざまなテーマを、実験的かつ現代的な手法で鮮烈に描きます。とりわけサウンドに乗ってカメラが360度回転するオープニングの7分間は圧巻!
そして135分後、息もできないほどの感傷と明日への希望があなたの胸に広がります。

ルーカス・ヘッジズの新場面写真が解禁
ルーカスと言えば、出演する映画が軒並み良作ばかりという若手実力派です。

©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.

『ギルバート・グレイプ』の原作・脚本を手掛けたピーター・ヘッジズを父に持つ彼は、10歳の時に父が監督した『40オトコの恋愛事情』でエキストラ出演ながら映画デビュー。その後、ウェス・アンダーソン監督作『ムーンライズ・キングダム』でボーイスカウトのいじめっ子役として出演。彼がその名を映画界に知らしめたのは、第89回アカデミー賞で主演男優賞(ケイシー・アフレック)と脚本賞を2冠した『マンチェスター・バイ・ザ・シー』です。彼はこの作品での好演が認められ、弱冠20歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネート、脚光を浴びました。
『WAVES/ウェイブス』のトレイ・エドワード・シュルツ監督は、「『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が大好きで、特にルーカスのファンだったんだ」と語り、また、初めてルーカスに会った時のことを「彼も僕の作品を観てくれていて、彼から連絡してきてくれたのさ。会った瞬間に意気投合した。うまく説明はできないけど、どこか深いところで繋がっている気がしたんだ。バーガーを食べながら楽しく話したのを覚えているよ」と回想しています。
ここから、正に飛ぶ鳥を落とす勢いでルーカスは快進撃を続けていきます。その翌年アカデミー賞で主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)と助演男優賞(サム・ロックウェル)を獲得した『スリー・ビルボード』では主人公の息子を演じ、また、同年同賞で6部門にノミネートされた『レディ・バード』では主人公が恋する少年役を演じました。満を持して初主演を務めたのが、同性愛者という自分のセクシュアリティと向きあう青年を演じた『ある少年の告白』。母親役にニコール・キッドマン、父親役にラッセル・クロウと、ハリウッド屈指の名俳優たちと共演を果たし、これまで賞レースを賑わす良作に出演を続けてきたルーカスは、初主演作品において第76回ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされました。日本で立て続けに公開された主演2作目となる『ベン・イズ・バック』でルーカスが演じたのは、薬物依存に陥る少年。ここでもまた、ジュリア・ロバーツが母親役を演じるなど、映画界の大物を前に堂々の演技を披露しています。

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 一躍時代の寵児となったルーカス・ヘッジズ。待望の最新作で彼が演じるのは、見えない傷を抱えた少女に優しく、そして静かに寄り添う恋人役。その屈託のない笑顔で作品に爽やかな風を運び込みます。そんな彼が『WAVES/ウェイブス』に出演を決めた理由について僕がこれまでに演じてきた役はどれも大きなプレシャーを感じながら生きているんだ。どの作品でも泣いていると茶化されたこともある。次第にどの役も僕らしさが反映されていないと感じるようになった。だから今回のピュアなラブストーリーに飛び付いたんだ。純粋なラブストーリーという点に惹かれたのさと明かしています。

巡り合う作品が傑作ばかりのルーカス、そのラインナップに新たに加わる『WAVES/ウェイブス』に、是非ご期待ください!

映画『WAVES/ウェイブス』予告編

映画『WAVES/ウェイブス』予告編|4月10日(金)公開

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<物語を彩る 豪華31曲のプレイリスト>
「FLORIDADA」「LOCH RAVEN (LIVE)」「BLUISH」アニマル・コレクティヴ
「BE ABOVE IT」 「BE ABOVE IT -EROL ALKAN REWORK」「BE ABOVE IT – LIVE」テーム・インパラ
「MITSUBISHI SONY」「SIDEWAYS」「FLORIDA」「RUSHES」「RUSHES (BASS GUITAR LAYER)」「SEIGFRIED」 フランク・オーシャン
「WHAT A DIFFERENCE A DAY MAKES」ダイナ・ワシントン
「La Linda Luna」 ケルヴィン・ハリソン・Jr
「LVL」 エイサップ・ロッキー
「AMERICA」 ザ・シューズ
「BACKSEAT FREESTYLE」 ケンドリック・ラマー
「IFHY」 タイラー・ザ・クリエイターfeat.ファレル・ウィリアムス
「FOCUS」 H.E.R.
「LOVE IS A LOSING GAME」 エイミー・ワインハウス
「SURF SOLAR」 ファック・ボタンズ
「U RITE」「U-RITE (LOUIS FUTON REMIX)」 THEY.
「I AM A GOD」 カニエ・ウェスト
「GHOST!」 キッド・カディ
「MOONLIGHT SERENADE」 グレン・ミラー・オーケストラ
「THE STARS IN HIS HEAD(DARK LIGHTS REMIX)」 コリン・ステットソン
「HOW GREAT」 チャンス・ザ・ラッパー
「PRETTY LITTLE BIRDS」SZA feat.アイザイア・ラシャド
「TRUE LOVE WAITS」 レディオヘッド/「SOUND & COLOR」 アラバマ・シェイクス

<STORY>
傷ついた今日も、癒えない痛みも、愛の波が洗い流すー
高校生タイラーは、成績優秀なレスリング部のエリート選手、美しい恋人アレクシスもいる。厳格な父親ロナルドとの間に距離を感じながらも、恵まれた家庭に育ち、何不自由のない生活を送っていた。そんなある日、不運にも肩の負傷が発覚し、医師から選手生命の危機を告げられる。そして追い打ちをかけるかのように、恋人の妊娠が判明。徐々に狂い始めた人生の歯車に翻弄され、自分を見失っていく。そしてある夜、タイラーと家族の運命を変える決定的な悲劇が起こる。一年後、心を閉ざして過ごす妹エミリーの前に、すべての事情を知りつつ好意を寄せるルークが現れる。ルークの不器用な優しさに触れ、次第に心を開くエミリー。
やがて二人は恋に落ちるが、ルークも同じように心に大きな傷を抱えていた。そして二人はお互いの未来のためにある行動に出る・・・

監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ(『イット・カムズ・アット・ナイト』)

出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr、テイラー・ラッセル、スターリング・K・ブラウン、レネー・エリス・ゴールズベリー、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー
作曲:トレント・レズナー&アッティカス・ロス (『ソーシャル・ネットワーク』、『ゴーン・ガール』)

原題:WAVES/2019年/アメリカ/英語/ビスタサイズ/135分/PG12
映画『WAVES/ウェイブス』予告編
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4 月10日(金)より TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー