昨年、急死した俳優、鬼丸の追悼上映が、 2020年3月7日(土)シネマート新宿にて開催されることとなりました。
当日は豊田利晃監督の監督デビュー作ともなる『ポルノスター』の上映と共に鬼丸の友人でもある俳優たちが舞台挨拶に駆けつけます。

豊田利晃監督の追悼上映メッセージ

昨年、10月27日に鬼丸こと鬼丸慶一郎が永眠いたしました。
突然の訃報に驚きました。まだ46歳でした。
鬼丸は僕のデビュー作『ポルノスター』からの付き合いで、同志のように思っていました。ぽっかり穴が空いたような寂しさを感じました。
鬼丸は十代の頃、大宮の不良として有名人で、山本政志監督が映画の世界にスカウトしました。画面からはみでるような独特の迫力があり、ライオンみたいな奴だなと思いました。あの獰猛な本物の不良感をスクリーンに出せる奴はなかなかいないと思います。本物の不良は沢山居ますが、それを映画の画面で演じるのには特別な才能が必要です。もう、鬼丸のあの不良感を撮影できないことを残念に思います。
誕生日が同じ3月10日で、鬼丸と出逢った日も3月10日。ならばと思い、 3月10日に近い土曜日、3月7日に追悼上映を致します。
当日は鬼丸の友人でもある俳優たちと舞台挨拶をします。
千原ジュニア、松田龍平からもコメントを預かっているので当日、お伝えしたいと思っています。
是非、気軽に、遊びに来て下さい!
ー豊田利晃(映画監督)

鬼丸追悼上映
『鬼丸 生まれつきの不良 Born Delinquent 1973–2019』

映画『ポルノスター』+トーク(上映後)
[日 時] 2020年3月7日(土)18:50の回
[会 場] シネマート新宿スクリーン1 (新宿区新宿3-13-3新宿文化ビル6F)
[登壇者]
豊田利晃監督、板尾創路、渋川清彦、KENTA 、and more

『ポルノスター』(1998年)
デートクラブを経営するチンピラと、ヤクザ狩りをする正体不明の青年との奇妙な交流を描いたストリートムービー。
監督、脚本は「ビリケン」などの脚本家として知られる豊田利晃で、本作が監督デビュー作。
撮影は「愚か者 傷だらけの天使」の笠松則通。主演はコメディアン千原兄弟の弟、千原浩史。

監督・脚本:豊田利晃
出演者:千原ジュニア 、 千原浩史 、 鬼丸 、 緒沢凛 、 広田レオナ 、 鈴康寛 、 杉本哲太 、 麿赤児 、 奥田智彦
1998年製作/98分/R15+/日本
配給:リトル・モア

[入場料金] 2,000円(税込)
[チケット販売] 劇場オンライン予約&窓口:2/14(金)18:00 より

詳細は下記より