『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダが監督を務め、パキスタン移民の少年がブルース・スプリングステ ィーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を描く、”Blinded by the light“(原題)が邦題『カセットテープ・ダイアリーズ』とし て4月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開となります。
1987年、僕は16歳。あの時、英国の田舎町で暮らすパキスタン移民の平凡な少年の人生を変えたのは、《ボス》ことブルース・スプリングスティーンの音楽だった――!
イギリスの町ルートンで暮らすパキスタン系の高校生ジャベド。音楽と詩を書くことが好きな彼は、閉鎖的な街の中で受ける人種差別や、保守的な親に価値観を押し付けられる鬱屈とした生活から抜け出したくてたまらない。だがそんなある日、そのモヤモヤをすべてぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会い彼の人生は変わり始める。
2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映され、観客と評論家からも大絶賛された本作は、英国ガーディアン紙で定評のある ジャーナリスト、サルフラズ・マンズールの回顧録「Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll(原 題)」を元に描いた青春音楽ドラマ。
当時のサッチャー政権の影響からなる移民排斥運動といったイギリス国内の問題が、軽やかなストーリーの中に緻密に盛り込まれている。偏見や父親との確執がある中、友情、恋愛、そして将来の夢へと懸命に前へ進もうとするティーンの心情を爽やかに映し出している。
この度公開された場面写真では、ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)がガールフレンドのイライザ(ネル・ウィリアムズ)とウォークマンを聴くツーショットや、部屋一面に貼られたスプリングスティーンのポスターを背に詩を書く姿、彼の音楽と出会った時の衝撃を、嵐のアーカイブ映像と共に歌詞を建物に映し出し表現したシーンなどが切り取られている。
また、『1917 命をかけた伝令』や「ゲーム・オブ・スローンズ」への出演で注目を浴びているディーン=チャールズ・チャップマンもジャベドの幼なじみマット役で出演しており、80年代の若者ファッションに身を包む姿も切り取られている。
1987年、僕は16歳。
あの時、英国の田舎町で暮らすパキスタン移民の平凡な少年の人生を変えたのは、
《ボス》ことブルース・スプリングスティーンの音楽だった――!
【監督】グリンダ・チャーダ(『ベッカムに恋して』)
【脚本】サルフラズ・マンズール、グリンダ・チャーダ、ポール・マエダ・バージェス
【原作】サルフラズ・マンズール「Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll」
【出演】ヴィヴェイク・カルラ、クルヴィンダー・ギール、ミーラ・ガナトラ、ネル・ウィリアムズ、アーロン・ファグラ、ディーン=チャールズ・チャップマン、 ロブ・ブライドン、ヘイリー・アトウェル、デヴィッド・ヘイマン
2019 年/イギリス/117 分/カラー/英語/シネマスコープ/5.1ch/原題:Blinded by the Light/ 日本語字幕:風間綾平/字幕監修:五十嵐 正
配給:ポニーキャニオン
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