https://www.imdb.com/title/tt0044000/mediaviewer/rm307969536
2020年1月20日にイタリアのリミニで生まれたフェデリコフェリーニの生誕100周年を迎えます。
イタリアの巨匠を祝う回顧展や上映会が数多く開催されると思われる中で、ニューヨークのFilm Forumでは、フェリーニ監督の初めての単独監督作となる『ホワイトシェイク(白い酋長)』の新しい4Kリストアが、お披露目されます。クリスマスのオープニングに先立って、初の予告が公開されました。
フェリーニの1950年のデビュー作となる『Variety Lights』(Alberto Lattuadaと共同監督)に続き発表された作品で1952年のコメディです。
脚本はフェリーニ、そして『甘い生活』『8½』などにも参加したトゥリオ・ピネリに加え、ミケランジェロ・アントニオーニがオリジナル原案として名を連ねています。
また、この映画ではのちにフェリーニの妻となる女優ジュリエッタ・マシーナ(『道』『カビリアの夜』)や、その後フェリーニのほとんどの作品を手がけた名作曲家ニーノ・ロータなども参加しています。
主演のアルベルト・ソルディは、フェリーニ監督が今作で抜擢したことをきっかけに、フェリーニの次回作『青春群像』で名を知らしめ、のちにはイタリアを代表する俳優となりました。
オーソン・ウェルズにして「フェリーニの一番好きな映画」と言わしめた今作が、美しい修復によって蘇り、以下が海外の予告となります。