この度、12月9日から12月12日まで渋谷ユーロライブにおいて中国映画の名作クラシック作品から現在中国の最前線となるニューエイジ作品まで一挙に紹介する“新旧コネクト・『一帯一路』チャイナフィルムフェスティバル”が開催されます。

以下主催者からのメッセージとなります。

【コネクト】映画祭のテーマは「New possibility」であり、つまり「新しい可能性」。

中華人民共和国の成立後、1984年の『未完の対局』から日中両国の間で映画交流はずっと途切れることなく続いてきました。 民間、政府とさまざまな交流は両国の映画人と民衆の関係を絶え間なく引き寄せてきました。特殊な時期により日中関係が張り詰め、 つれない時期もあったが、次第に暖かな関係になってゆくにつれ、日本と中国の映画業界で様々な新しい形での提携や交流が行われるようになりました。そこで、今回の映画祭では、新たな中国映画の可能性を創造し提供すべく、今までのベースに基づいて新しい交流の橋を架けるべく、中国のより秀でた新旧映画を日本の観客と映画人に観て頂き、是非とも映画芸術を通して、両国でより多くの「New possibility」が生み出されることを願っております。

私たちが考えた「Conncet」映画祭の核なる概念は「Connect Your Connection」です。
その意図は、より多くの人が「連結」により、多くの人が鑑賞及び映画芸術の中心に参加し、そして、それぞれ個人の意識と行動の「連結」によって、新しい「連結」を生み出し、新しい 「空間、時間、人」の間の連結を構成していくという事です。

コネクト・『一帯一路』チャイナフィルムフェスティバル 2019
イメージポスター

○上映作品

オープニング作品『クライマーズ』(2019) 原題:《攀登者》、The Climbers
監督:ダニエル・リー

キャスト:ウー・ジン(呉京)、チャン・ツィイー(章子 怡)、ジン・ボーラン(井柏然)など

©1905 Pictures(Beijing)Co. Ltd.

12/9 18:30-20:35
12/12 18:00-20:05

1960年にエベレストの北東陵から初めて登頂に成功した中国人登山家たちが、登頂の叶わなかった他の隊員を救助しに戻る物語である。 この映画は中国登山隊の1960年と1975年二回エベレストに登った実話に基づいたものである。
©1905 Pictures(Beijing)Co. Ltd.

-クラシック(デジタル修復)-

『小城之春』(1948) 原題:《小城之春》、Spring in a Small Town
 監督:費穆

キャスト: 石羽、李緯、韋偉、張鴻眉など

©China Film Research Center(restoration)

12/10 18:00-19:33
12/12 13:30-15:03

日中戦争直後の1946 年、没落した名家の若妻の前に、 10年前に別れた元恋人が夫の旧友として表れる。元恋人と病弱で気難しい夫との間で揺れ動く人妻の心の動きを描いた大人のラブストーリー。
©China Film Research Center(restoration)

『ヤマハ鮮魚店』(1984) 原題:《雅馬哈魚檔》、Yamaha Fish Stall
 監督:張良

キャスト:チャン・テンシィ(張天喜)、ヤン・リーイ (楊麗儀)など

©China Film Research Center(restoration)

12/11 9:30-11:03
12/12 15:45-17:18

80年代初期、中国広州にある魚屋を開業した三人の青年が開業、繁盛、失敗、彷徨などを経て成長した姿が描かれる。
役者は8割素人の大胆演出、中国の80年代の若者たちの成長を描いた青春ドラマ。
©China Film Research Center(restoration)

-ニューエイジ-

『過ぎた春』(2018) 原題:《過春天》 、The Crossing
 監督:バイ・シュエ(白雪)

(第14回大阪アジアン映画祭出品、第2回平遥国際映画祭最優秀監督賞・最優秀女優賞)

監修:ティエン・チュアンチュアン(田壮壮)
キャスト:ホアン・ヤオ(黄堯)、スン・ヤン(孫陽)、 カルメン・タン(湯加文)など

©Wanda Pictures

12/10 13:15-14:54
12/11 15:30-17:09

中国南東の深圳市に住み、毎日境界線を超えて香港の高校 に通う16歳の少女ペイペイが、ひょんなことからスマー トフォン密輸にかかわることとなり、深入りしていく姿が描かれる。
©Wanda Pictures

『歌うために生きる』(2019) 原題:《活着唱着》、To Live to Sing
 監督・脚本:マー・ナン(ジョニー・マー)

(第51回カンヌ監督週間出品、第22回上海国際映画祭アジア新人賞作品賞)
キャスト:趙小利、甘貴丹

©Shenzhen Ming Culture Communication Co.,Ltd/IMAGE X Productions/Shanghai Tongyue Industrial Co., Ltd

12/10 9:30-11:15
12/11 13:30-15:15

中国四川地方のとある大衆演劇団。設置した芝居小屋で、 11人の団員たちが連日公演し、生活を送る。寝食を共にし、喧嘩も絶えない大家族のような濃密な人間関係のなか、少女時代から母親と劇団に参加している花形女優ダンダンは、自身の将来に思い悩みながらも、年配の観客の前で懸命にヒロインを演じ続ける。

『ゴール』(2018) 原題:《破門》 、You’ll Never Walk Alone
 監督:シュー・グェン(徐耿)

キャスト:マー・シュンシー(馬順洗)、リー・フチェン (李虎城)など

©Chinese Oversea N.O.V.A. Culture Media Co., Ltd/Emei Film Group

12/10 15:30-17:14
12/11 18:00-19:44

中学校の数学先生だった主人公は、もとの仕事をやめて、 山奥にある小学校の体育先生になることにした。子供たちの健康のために、そして自信づけるために、サッカーを教えることにした主人公は子供たちと共に成長していく。 しかし楽しみだったサッカー試合の矢先に、四川大地震が襲ってくる......

-ドキュメンタリー-

『2000年生まれ』(2019) 原題:《零零後》 、Post-00s
 監督:張同道

©Beijing Tongdao real culture media Co., Ltd

12/9 9:30-10:59
12/10 20:00-21:29

2006 年から10 年にわたって、ある幼稚園の園児たちの成長を観察したドキュメンタリー。
幼稚園から小学校、 そして中学校へと。
思春期の戸惑い、未来への憧れ、親、 学校、社会からの影響が忠実に記録された。

『羌族の旅路』(2018) 原題:《尋羌》 、Qiang's Journey
 監督:高屯子

©Emei Film Group

12/11 20:10-21:32
12/12 9:30-10:52

2008年の四川大地震後、二次災害を避けるために羌族は故郷を離れなければならなかった。
その八年後、チャン 族は故郷に帰り、神様を呼んで新居を見せることにした。

コネクト・『一帯一路』中国映画祭 予告編

コネクト・『一帯一路』中国映画祭 予告編 "Connect・“BRI One Belt” China Film Festival 2019 in Tokyo" Trailer

www.youtube.com

コネクト・『一帯一路』
チャイナフィルムフェスティバル 2019 in Tokyo
2019年12月9日〜12月12日

会場
渋谷ユーロライブ 渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F (178席)

○チケット販売
・入場料1500円
・ぴあPコード 550-732 ・
リンク:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1954931

- 主催 - 中国電影資料館(中国電影芸術研究センター) 北京鏡目映画文化メディア株式会社
- 共催 -株式会社泡沫星球
- メディア -中国国際放送局日本支部
- 協力 -国立映画アーカイブ 大阪アジアン映画祭
- 後援 - 中華人民共和国駐日本国大使館